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帰省時に近くのスーパーで田中食品のふりかけ「旅行の友」を買い求めました [食事をしている]

前の記事で9月末から10月頭にかけて、母が独りで住む九州、大分の実家に帰省したことを書きましたが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2023-10-25、その時に実家近くのスーパーで買い求めたのが、広島に本社がある食品会社、田中食品のふりかけ「旅行の友」です。

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    田中食品「旅行の友」

西日本の出身者にとって、ふりかけ「旅行の友」を懐かしいと思う人は多いのではないでしょうか(かく言う私は、40年程前に、当時住んでいた北九州市八幡西区から東京の大学に行ってからというもの、このふりかけの事はすっかり忘れてしまっていました)?

先日、一人で車を運転しながらTBSラジオを聞き流していたところ、ラジオのパーソナリティが「旅行の友」のことを話題にしていて、余りの懐かしさに思わず「そうそう!」と深く頷き、実家に帰省したのを機に、こうして購入した次第です。さっそく、関東出身の妻に見せて「この旅行の友ってふりかけ、知ってる?」と訊いてみたのですが、知らないとの返事。確かに私も首都圏のスーパーなどで売られているのを観たことがありません。「旅行の友」はかなり地域色の強いというか、西日本でしか知られていないふりかけのようです。

小学生のころ、このゆりかけをまぶしたおにぎりを食べたり、家での食事の際に、ご飯に良くふりかけて食べていた記憶があります。格別美味しいという訳ではないのですが、何とも言えない味のあるふりかけです。田中食品によると、「小魚とごま、海苔や玉子の自然の味を大切にした本物の味です。 カルシウムが豊富で、こどもから大人までみんなに愛され続ける伝統の味」とのことですが、なんと、

1916年、第一次世界大戦中の日本軍から「持ち運びに便利で日持ちが良く、栄養価の高い保存食を作って欲しい」という要望を受けて発売された。
(以上、「Wikipedia」の解説文からの引用です)

という、100年を優に超える歴史を持つふりかけです。

さっそく自宅で一人、ご飯にふりかけて食べてみたのですが、昔と変わらない味で私を驚喜させました。魚味がそれなりにあり、今の若い人にはもしかしたら好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私にとっては本当に懐かしい思い出の味でした。


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