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古い腕時計のオーバーホールをお願いしました [●●を使っている]

今週の火曜日に、自宅から一駅離れたところにある、腕時計のオーバーホール・時計修理と時計販売をおこなうお店「ファイアー・キッズ」を訪れ、私の持っている古い腕時計のオーバーホールをお願いしました。

お願いしたのは、スイスのユニバーサル・ジュネーブ(universal geneve)の手巻きの腕時計です。1970年代のものと思われ、ケースとベルトはステンレス製、ケースの厚みは約6mmと、とても薄型の時計です。

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こちらが、その時計(写真は同型のものでして、私の持っているものではありません)。ホコリが入っていたり、文字盤が汚れていたりと、そのまま私の所持している時計の写真をアップするのは忍びなかったからです。オーバーホールを終えて手元に戻ってきた時点で、私の所持している時計の写真を改めてアップしたいと思います。

私はこの時計を10年ほど前にネットオークションで入手したのですが(たしか8千円程度だったかと思います)、文字盤とガラスの間にホコリが入っていた上、文字盤の隅に水が入ってできたような小さなシミがあったりしたため、使うことなく自宅に置きっぱなしにしていました。最近ふと、思い出し、長い間、タンスの肥やしになってしまっているこの時計、一体どうしたものかと思い、時計修理を専門に行なっているところで一度相談してみようと、このお店を訪れてみたという訳です。

診てもらうと、時計自体はなんとか動くものの、実際に使うとなると一度オーバーホールをして、また(当然のことながら)文字盤に混入したホコリは取ったほうが良く、その場合、トータルで2万5千円〜3万程度の費用がかかるとのこと。「この時計、直すだけの価値はあるのでしょうか?」と尋ねたところ、「それはお客様のお気持ち次第ですが、仮に同型の完働美品を当店が持っていて販売するとなると、売価は9万8千円ほどになると思われます」とのことでした。

私は機械式の腕時計が好きで、亡き父からの形見の金時計を含め、5本ほどもっているのですが、最大の問題はメンテナンスです。費用がそれなりにかかる上、定期的に行う必要があり、維持費は馬鹿になりません。この時計は、1970年代っぽいデザインが好きな上、ケースが薄型で、凝った造りのベルトのせいもあって腕につけた時の装着感は素晴らしいものです。例えば結婚式や披露宴に呼ばれた時などに、白のワイシャツに合わせて着けたりすると良さそうです。

悩んだ末に、結局、オーバーホール(故障箇所が見つかった時は修理も)お願いすることにしました。せっかく縁があって、気に入って入手した腕時計なのですから、やはり一度はキチンと整備して使ってみたいと思ったのです。そうしないと、この時計に失礼のような気がしたというのが正直なところです。

このお店は、現在修理待ちの時計が大量にあるそうで3ヶ月程度かかるとのことでしたが、特に急ぐものでもないので、そのままお願いしました。出来上がるのは5月の連休明けくらいでしょうか。とても楽しみです。

実はもう一本、30年ほど前に結納返しとして義父母から頂いた、ロレックスの自動巻きの腕時計(デイトジャスト、色はシルバー)が故障したままとなっています。この時計、還暦間近の私には少し派手な気がして、そのままにしているのですが、これもキチンと直して整備してあげなくては可哀想ですよね。今の時計の修理が終わったら、こちらもお願いしてみようかなどと考えているところです。

ちなみに、これまで私が機械式の腕時計について書いた記事は以下のものがあります。もし興味がおありでしたら読んでみてください。
「普段、セイコーのロードマーベル36000/SSという手巻きの腕時計をしています
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2010-05-26
「怪しげな腕時計を使っています(苦笑)」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2013-08-23
「今日は、セイコーの古い腕時計をつけて出社しました」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2014-04-17
「修理に出していた腕時計が戻ってきました」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2014-05-12

(2022年4月20日追記)
昨日、ショップの方から連絡があり、オーバーホールの完了が遅れるとのこと。6月初旬には出来上がるだろうとの事でした。特に急いでいる訳でもありませんので「宜しくお願いします」と、引き続きお願いした次第です。

(2022年6月3日追記)
1日にショップからオーバーホールが完了したとの連絡があり、昨日引き取りに伺いました。特に修理箇所や交換部品等はなかったとのことで料金は23,000円でした。さっそく腕ににつけてみたのですが、装着感は素晴らしい上、時計のデザインも良く、やっぱりオーバーホールをお願いしてよかったと思った次第です。あわせて、本文でも書いた、義父母から頂いたロレックスの自動巻きの腕時計(デイトジャスト、色はシルバー)も修理とオーバーホールをお願いしました。

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こちらがオーバーホールを終えて、手元に戻ってきた私のユニバーサル・ジュネーブの腕時計。文字盤には汚れが残っていますが、それもアンティークならでは味ということで満足しています。これから機会あるごとにどんどん使ってみようと思っています。

(2022年7月25日追記)
先週の金曜日にショップから、義父母から頂いたロレックスの自動巻きの腕時計(デイトジャスト、色はシルバー)の修理とオーバーホールが終了したとの連絡を受け、翌日、23日の土曜日に引き取りに伺いました。もう、10年近く壊れたままになっていた腕時計が動いているだけでとても嬉しくなってしまいました。ゼンマイとパッキンの交換含め料金は40,000円、う〜ん、やはりロレックスとなるとオーバーホールの価格も高いです(涙)。これで私の持っている機械式の腕時計はすべて可動となりました。一旦はこれでしばらく様子を見ることになりそうです。

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こちらがオーバーホールを終えて、手元に戻ってきた私のロレックスの腕時計。ケースに細かいキズがあったりと、それなりの使用感はありますが、それら全て含めて気に入っています。やはり、こうしてみると良い時計ですね。

(2022年12月13日追記)
たしか、9月か10月に修理をお願いしていた妻のロレックス(デイトジャスト、コンビ)もオーバーホールが終わったとの連絡があり、12月10日の夜に妻と一緒に取りにショップに伺いました。傷取り研磨仕上げもお願いしていたので、その代金15,000円含め、トータルで53,000円かかりましたが、まるで新品のような輝きを取り戻したロレックスに、妻はとても喜んでいました。併せて妻のシャネルの古いクォーツ時計の電池交換もお願いしました。こちらは代金は2,000円とのこと。今後、義母から譲ってもらった長女の同型のシャネルの時計も、電池交換をお願いする予定です。ふうっ、今年は時計の修理に明け暮れた一年となりました。


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