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最近になって私が知った二人のミュージシャンを紹介します [音楽を聴いている]

今回は、自身の備忘録も兼ねて、最近になって私が知った二人のミュージシャンを紹介したいと思います。

一人目はチュニジア出身の作曲家、歌手、ウード奏者であるダファー・ヨーゼフ(Dhafer Youssef 1967年~)です。先週末の土曜日の夜に、何の気なしに聴いていたラジオ番組(NHK FM「ジャズ・トゥナイト」)で、近年グローバルに活躍している世界各国出身のジャズミュージシャンの音楽を特集していたのですが(この特集はとても興味深く、そして面白い番組でした)、その中で彼が紹介され、その独特な「歌」にすっかり魅せられました。ダファー・ヨーゼフは、

幼少より伝統音楽を学ぶかたわらでジャズに傾倒。17歳でジャズ・ミュージシャンを志し、その後パリやウィーンに移って活動。中東の音楽に根差しながらヨーロッパのジャズやエロクトロニカを融合させた独創的なサウンドと、倍音や鼻を押さえながら高音で歌う独特の歌唱で注目を浴びる。(以上「CDジャーナル」のプロフィール紹介文からの引用です)

とのことで、さっそく、インターネット音楽配信サービス「Spotify」で検索し、彼の何枚かのアルバムをじっくりと聴いてみたのですが、ウード演奏もさることながら、その歌唱は、今まで聴いたことが無いようなユニークなもので、とても魅力的なものです。


こちらはYoutubeにアップされているダファー・ヨーゼフ「Soupir Eternel」

何といえばよいのか、アラブ的というか、イスラム的と言えば良いのか、今まであまり聴いたことがないような、でも何故か郷愁を誘う音楽です。素晴らしいです。彼の演奏はYoutubeに色々とアップされており、容易に聴くことができます。是非、一度聴いてみてください。

そして、もう一人が、アメリカのミュージシャン、ベック・ハンセン(Beck Hansen 1970年~)です。恥ずかしながら、私は、2015年と2019年、これまで二度もグラミー賞を受賞した、このミュージシャンのことを今までまったく知りませんでした(泣)。

ここのところ、会社の打ち合わせや会議も少なくなり、暇にあかせて執務室でネットサーフィンをしていたところ(こらこらっ… (°O゜)☆\(^^;) バキ!)、彼のことを紹介しているサイトを見て知った次第です(汗)。さっそく2014年に発表された、彼の6年ぶり、12枚目となるアルバム「モーニング・フェイズ( Morning Phase)」を、ダファー・ヨーゼフと同様、インターネット音楽配信サービス「Spotify」で聴いてみたのですが、何という素敵な歌なのでしょう。さりげない歌詞であり、ありふれたメロディーのような気もするのですが、ここに聴く音楽はあまりに美しく優しいものです。人をこんなに幸せな気分にさせながら、なぜか涙がこぼれてくるようなポピュラーミュージックはそうそうあるものではありません。本当に感動しました。


こちらがYoutubeにアップされているベック・ハンセン「Morning」

今回は、私が最近知った二人のミュージシャンを紹介しました。本当に世界には私の知らない素晴らしい音楽がまだまだ沢山あります。こうしてまた、自分の知る音楽の世界が拡がりました。音楽って本当に凄い、これが今の私の正直な気持ちです。


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