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自室のCDプレーヤーを買い替えました [購入しました]

これまで自室で使っていたCDプレーヤーはMarantzの「CD-17D」という機種(1995年発売当時99,000円の中級機)です。これはメカニズム部にフィリップスのものを使っており、その落ち着いた音色は飽きのこないもので、長く愛用していました。

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こちらがこれまで長く愛用していたMarantzの「CD-17D」

ただ、新品で購入して以来、もうかれこれ25年近く使っていて、CDトレーの出し入れ部分ががたついたり、一部のCDで音飛びしたりと(ピックアップ部分含め)少しくたびれてきており、(8年ほど前に一度、読み取り不良の症状が出てメーカーに修理とオーバーホールをしてもらったのですが)もう一度オーバーホールをお願いするか、買い替えるか検討する時期になっていました。そこで買い替えるとすると、どういう機種が良いか調べてみたのですが、音楽ストリーミングサービスやハイレゾ音源のダウンロードによる聴取が今の主流となる中、「CDプレーヤー」は既に過去の遺物となっていて、(驚くべきことに)現在発売されている機種はとても少なく(大手オーディオメーカーではDENON、Marantz、YAMAHA位)、新製品となると価格の安いエントリーモデルやハイエンド機ばかりで、中級~上級機で魅力的な製品はあまり見当たりません。

そこで、過去発売された各メーカーの主力製品(中級~上級機)の中から程度の良い中古品をネットオークションで探すことにし、今回、やっと手に入れたのがPIONEERのCD/SACDプレーヤー「PD-D9MK2」(2009年発売当時の価格は140,000円。既に生産完了)です。このCDプレーヤーは重量がなんと11kgと、アンプ並みの重さでして「バブル時代の物量機そのものと云わんばかりの作り込み」が話題となったものです。私は非常に状態の良いものを(送料を含めて)当時の価格の三分の一程の値段で手に入れました。この機種は発売当時、オーディオ雑誌等の評価は非常に高かったのですが、デザインがかわっていたせいか(実際に目にすると高級感溢れる見事なものです)、市場ではあまり売れなかったようです(私が入手したもののシリアルナンバーはなんと二桁、50番台でした)。

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こちらが今回入手したPIONEERのCD/SACDプレーヤー「PD-D9MK2」(本体天板の上に載っているのは取扱説明書とリモコン)。本体には電源スイッチ、江ジェクトボタンと再生/停止ボタンだけという潔さでして、それ以上の操作はリモコンで行います。それはそれで高級機っぽくてカッコいいのですが、リモコンが壊れてしまったらと思うと、ちょっと怖いですね。

昨日、自宅に届き、さっそくセッティングし(メタルラックの棚に大理石のコースターを四枚、オーディオボード代わりにイシュレーターの下に敷くという、なんとも適当なもの…汗)、アンプにRCAケーブルで繋いで音を確かめたのですが、このCD/SACDプレーヤーの持つ実力には驚かされました。音の立ち上がりが早いというか、しっかりしていて、定位感がはっきりしています。これまで使っていた「CD-17D」がどちらかというと大人しめ、悪く言えば、ぼんやりとした音だったのに対し、このパイオニアのプレーヤーはしっかりとした音が特徴で、CDの情報を余すことなく正確に表現します。(前のものと比べると)まったくレベルが違うというか、二段階ぐらい音の精度と表現力が上がりました。

前にも何回か紹介していますが、自室のアンプはAuraの「VA40」、スピーカーはKEFの「MODEL303 SERIESⅡ」という、いずれも3,40年前のイギリス製の古いもので、どちらかというと音楽を雰囲気良く、楽しく聴かせるタイプの機種だったので、今回のCDプレーヤーと相性が合うかどうか不安だったのですが、それは杞憂でした。むしろ音の入り口となるCDプレーヤーを、こうした、しっかりとしたものにしたほうが、逆にアンプとスピーカーの良い、魅力的な部分が引き立つようです。

(ハイエンド機はともかく)もう、こうした「オーディオ機器」然としたCD/SACDプレーヤーが発売されることはないでしょう。前にも申し上げたように「CDプレーヤー」は既に過去のものとなってしまっています。私の場合は(これまで購入した2000枚を超えるCDがあることもあって)音楽を聴く方法は未だにCD再生がメインとなっています。私と同じように、CDでよく音楽を聴かれる方は、程度の良い、きちんとしたCDプレーヤーを今のうちに手に入れておいた方がよいかと思います。

これで、自室のCD再生システムは一応の完成形となりました。このCDプレーヤー、そしてアンプ、スピーカーは壊れない限り、このまま大切に(できれば一生)使い続けるつもりです。私はオーディオマニアではないので、あまり大層なことは言えませんが、オーディオはやはり音の入り口(CDプレーヤーやフォノカートリッジ)と出口(スピーカー)が大事なんだなと改めて認識した次第です。

今回、おそらく私にとって最後となるであろうCDプレーヤーを入手し、とても満足しています。しっかりとした、素晴らしい音質を誇る、本当の名機だと思います。


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TBSラジオの深夜番組「東京ポッド許可局」は私のような中高年でも楽しめるラジオ番組です [ラジオを聴いている]

3月末より自宅からテレワークを行っていますが、また家でラジオをよく聴くようになりました。そうした中、最近見つけた番組がTBSラジオで毎週火曜0時 - 1時(月曜深夜)に放送されている「東京ポッド許可局」です。

この番組はお笑い芸人のマキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオの三人がフリートークを繰り広げるもので、「思わずツイートしてしまいました」「尻石鹸」といったコーナーでは、リスナーからの投稿を紹介しながら三人で語るといった内容となっています。

いやあ、この番組、本当に面白いです。何というか基本的におじさん三人が好き放題話しまくっているだけなのですが(汗)、三者三様の個性がなんとも魅力的で、またトークの内容、絡み方も絶妙で、思わず感心してしまいます。基本的におじさん向けの番組といった趣きなのですが、リスナーには若い女性や学生(それも理系)も多く、投稿内容も多岐にわたっていて(こういう言い方が良いか分かりませんが)とてもIQの高い番組となっています。調べてみると、2008年に毎週更新するポッドキャスト番組の自主制作から始まったということですから、もう、本当に長く続いている番組なのですね。自分の無知さを恥じ入った次第です。

今はスマホアプリの「ラジオクラウド」で昔(といっても昨年の10月くらいからですが)の放送を追いかけて聴いています。本当に面白くて、聴きながらクスクス笑ったり、思わず深く頷いたりしてます。もう、皆さんはとっくにご存じかもしれませんが、私のような中高年でも楽しめる数少ないラジオ番組かと思います。本当にお勧めですよ。

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私が使っているフォノカートリッジと、国産の高級カートリッジを安く手に入れる方法について [●●を使っている]

以前の記事で、最近になって、自室のレコードプレーヤーをテクニクスのLPジャケットサイズ、リニアトラッキング方式のフルオートプレイヤー「SL-7」から同じテクニクスのダイレクトドライブ・オートマチック方式の「SL-Q3」に変えたことを書きましたが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-04-13、この「SL-Q3」は通常タイプのフォノカートリッジに対応しており(「SL-7」はT4P規格のカートリッジのみ使用可)、現在、私はオルトフォンの40年ほど前のMMカートリッジ「FF15 MKⅡ」に東京宝石の互換針(新古品)を付けて使っています。

この「FF15 MKⅡ」はオルトフォンの中ではベーシックモデルに位置づけられるもので発売時の価格は8,500円(1977年発売当時)、高音の伸びはそれほどありませんが、聴きやすく、通常使う分には不満はありません。まあ、私はオーディオマニアではありませんし、現在、自室で使っている機器もアンプはAuraのVA40、スピーカーもKEF 303 SeriesⅡという、ハイエンドとは程遠い、30年以上も前の古い機器ですので、これくらいのカートリッジがちょうど良いのかも知れません。

ちなみにこのカートリッジはオーディオ評論家の故菅野沖彦氏による最新ステレオ・プラン ’78(スイングジャーナル増刊・1978年7月発行)「タイプ別本誌特選スピーカー42機種紹介・MMカートリッジ特選4機種2万円未満」でも高評価を得ており、なかなかの実力の持ち主のようです。
紹介しているサイトはこちら→http://audiosharing.com/review/?p=13093 

と言いながら、ここぞという時(例えば仏Astree盤のような優秀録音盤を聴くとき等)のために私はもう一個、カートリッジを持っています(汗)。それはフィリップスの「422-Ⅱ」というモデルで発売時の価格は39,800円(1977年発売当時)、しっとりとした高音の再生能力は特筆すべきもので出てくる音はまさしく「優雅」という言葉がぴったりでして、「FF15 MKⅡ」と比べると、明らかに一段格上の「音」を聴かせてくれます。私の所有しているものは針はまだ十分、大丈夫ですが(仮に擦り減ってしまってもDENONのDSN-48互換の針で代用できるようです)、残念ながらシェルのリード線に接続する四本の出力端子のうちの一本が根元から折れています(泣)。リード線を折れた部分に物理的に接触させるときちんと音は出ますので、私は普段リード線をカートリッジに押し付けて使っています。いつか修理(例えば導電性接着剤で固定する等)しようとは思うものの、下手に触って壊してしまってはと躊躇する毎日です。

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こちらがフィリップスのMMカートリッジ「422-Ⅱ」

九州、大分の実家には千枚ほどのレコードがありますが、横浜の自宅には、状態があまり良くない中古レコードばかり、それも二百枚弱しかないので、あまり自室のレコード再生に凝ってもしょうがないとは思いながらも、ついネットオークション等で安価なレコードプレーヤーやカートリッジを探してしまうのは、私の悲しい性です。そんな中、ふとしたことで高級フォノカートリッジを格安で手に入れる方法を見つけました。山形県東根市がふるさと納税の返礼品としてナガオカのカートリッジを用意しているのです。例えば最高級のものとなるヘッドシェル付きカートリッジ「MP-500H」(メーカー希望小売価格 93,500円(税込))ですと、24万円を寄付すれば貰うことができます。皆さん、ご存じの通り、ふるさと納税制度により、最終的には(控除上限額にもよりますが)二千円の自己負担のみで、この日本製の高級カートリッジが手に入るというわけです。他にもいろいろなグレードのモデルが用意されていて、寄付金額に応じて返礼品として受け取ることができます。

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こちらがナガオカの最高級フォノカートリッジ「MP-500H」(ヘッドシェル付)。ネットで見る限り評価も高く、素晴らしいレコード再生音を楽しむことができそうです。

これは本当に心惹かれます。家内次第(家内がふるさと納税で何か別の返礼品を欲しいと言い出さない限りという意味です)となりますが、もし今年末時点の私のふるさと納税枠が余るようでしたら、思い切ってゲットしてみようかと夢見ています。


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ただただ美しい音楽を聴きたいと思い、エンリコ・ガッティによるヴィヴァルディの録音を聴きました [音楽を聴いている]

前にも書きましたように、私は3月末から自宅でテレワークをしています。毎日、気が滅入るニュースばかりを見ながら自室に籠っていると、やはり気持ちが沈んでしまいがちになってしまいます。そこで昨夜は気分転換に、私の持っているCDの中でも、ただただ、ひたすらに美しい音楽を聴こうと、CDラックを暫くの間、見渡したあげくに選んだのが、イタリアのペルージャ出身のバイオリニスト、エンリコ・ガッティ(Enrico Gatti 1955年~)が2006年、2007年にスペインの古楽レーベルGlossa(グロッサ)に録音した二枚の、ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi 1678~1741年)のバイオリンソナタ集(Op.1・2)です。

この二枚のCDは、曲、演奏、録音の三拍子が揃った素晴らしいものです。私のような文才のない人間にとっては「(何もかも)ただただ美しい」としか表現できないところが辛いですね(泣)。これらの録音を聴いていると気分が落ち着くとともに、まさしく「祈り」としか言いようのない、敬虔な思いが自分の中に湧いてくるのを感じます。私はクリスチャンではありませんが、これらの曲(と演奏)にはそういう力があります。

おかげで心が洗われました。さあ、頑張らなくっちゃね。

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こちらが昨夜聴いたエンリコ・ガッティ「ヴィヴァルディ・バイオリンソナタ集(Op.1・2)」。こられの録音はインターネット音楽配信サービス「Spotify」等でも手軽に聴くことができます。(本文でも書きましたが)曲、演奏、録音の三拍子が揃った、本当に美しい演奏です。


こちらがYoutubeにアップされているエンリコ・ガッティによるヴィヴァルディ「Violin Sonata in F Major, Op. 2, No. 4, RV 20: I. Andante」。曲が終わると自動的にエンリコ・ガッティの演奏するヴィヴァルディの他のバイオリンソナタ曲に移りますが、(残念ながら)曲の順序はバラバラです。


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テクニクス製のダイレクトドライブ・オートマチック方式の中古レコードプレーヤーを手に入れました [購入しました]

これまで私はテクニクス製のLPジャケットサイズ、リニアトラッキング方式のフルオートプレイヤー「SL-7」を愛用していたのですが、最近になってその音質に不満を覚えるようになっていました。このレコードプレーヤーはT4P規格のカートリッジ専用機となっており、私はSL-7に付属のT4Pカートリッジ(P202C)の針が擦り減ってしまったので、別のT4Pカートリッジ(確かオーディオテクニカ製だと思います)を付けて聴いていたのですが、この音に、どうしても馴染めないのです。

そこで、やはり元々付いていたテクニクスのカートリッジ(P202C)に戻そうと考え、交換針を探し始めたのですが、驚いたことに互換交換針の値段が二万円程します。とても高いのです。仮に購入したとしても、満足する音がでるかどうか、最悪、このカートリッジが既に壊れていたら全くの無駄遣いになってしまいます。慌ててネットショッピングやオークションで色々とT4Pカートリッジを探してみたのですが、なかなか、満足するものはありません。今時、T4Pカートリッジは絶滅危惧種というか、かなりニッチな商品になってしまっているようです。

頭を抱えながら、ネットオークションを色々と眺めていると、普通のカートリッジを付けたレコードプレーヤーならネットオークションに多く出品されています。中にはとても安いものもあり、チェックしてみると「チェック&クリーニング済み・整備済み 完動品」のテクニクス製のダイレクトドライブ・オートマチック方式の中古レコードプレーヤー「SL-Q3」(1979年発売当時の価格は49,800円)が八千円(即決価格)で出品されているのを見つけました。普及価格帯の製品となりますが、造りはとてもしっかりしています。カートリッジはオルトフォンのベーシックモデルで低価格のものながら、それなりに定評のある「FF15」、針はデッドストックの未使用品に交換されているとのこと。写真を見る限り状態は良さそうです。

一時間ほど、真剣に悩んだ結果、私はポチッと落札してしまいました(こらこらっ)。SL-7は素晴らしいレコードプレーヤーなのですが、今後も永くレコードを楽しもうとすると、どうしてもT4Pカートリッジをどうするかという問題に突き当たってしまいます。通常のカートリッジを付けることができるレコードプレーヤーが一台あれば、種類も豊富(安いものだと五千円くらいから、高いものでは何と百万円ほど)で入手も容易なカートリッジを色々と楽しむことができます。

そして、こうして衝動買いのように(というか、まさしく衝動買いなのですが…汗)ネットオークションで落札したテクニクス製のダイレクトドライブ・オートマチック方式の中古レコードプレーヤー「SL-Q3」が昨日、家に届きました。さっそく厳重な梱包(出品者は北海道のリサイクルショップだったのですが、対応を含め、とても安心できるものでした)をほどいて自室に運び、オーディオ装置に繋いで動作を確認しました。問題なく動いています。とても丁寧にクリーニングされていて外観も40年前の製品とは思えないほどきれいです。肝心の音はまあ、それなりですが、それでもSL-7で使っていたT4Pカートリッジの音よりかは遥かにましです。普段聴く分にはこれで十分です。

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こちらが今回、ネットオークションで落札したテクニクス「SL-Q3」

現在の自室(3Fのロフト)のオーディオ環境は以下の通りとなりました。昨日から、レコードをとっかえひっかえしながら、このレコードプレーヤーを使って音楽を楽しんでいます。いつも金欠というか、貧乏性の私にとってはそれなりの金額となる一万円の投資(落札価格は八千円でしたが送料が二千円程かかりました)でしたが、それに見合った、いや、それ以上の満足できる結果となり、良かったです。

レコードプレーヤー  Technics SL-Q3
カートリッジ     Ortofon FF15
CDプレーヤー    Marantz CD-17D
カセットデッキ    Pioneer CT-415
アンプ        Aura VA40
スピーカー      KEF MODEL303 SERIESⅡ

さ~て、カートリッジをどうしようかなぁ… (°O゜)☆\(^^;) バキ!

(2020年4月21日追記)
その後、このレコードプレーヤのトーンアームに付属していたテクニクスのシェルだと、うまくオーバーハングの調整ができないこともあって、シェルをオルトフォン純正のものに交換する作業をしていた時に誤ってカートリッジを(修理不能なほど)破損してしまいました(大泣)。今は、ネットオークションで安価(二千円位)で入手した「Ortofon FF15 MKⅡ」(針は東京宝石の新古品の互換針「N15MK-Ⅱ」)を使っています。実はFF15 MKⅡならば、前のFF15で使っていた針が流用できるのではと思って落札したのですが、アダプターの形状が微妙に異なっていて使えませんでした(泣)。


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40年余りの間、未発表だったブレッカー・ブラザーズのライブ音源を聴きました [音楽を聴いている]

いつもジャズを聴くにあたって参考にさせて頂いているサイト(「ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログ」)で、今年になって発売されたブレッカー・ブラザーズの「Live and Unreleased」を「凄い未発表ライブ盤が出てきた」と紹介しているのを知り(そのサイトはこちら→http://v-matsuwa.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-9fa58a.html、さっそく私もインターネット音楽配信サービス「Spotify」で聴いてみました。

このアルバムは1980年7月2日、ドイツ、ハンブルグのOnkel Pos Carnegie Hallでのライブでして、なんと40年前のものです。こんな古いライブ音源が今頃になって出てくること自体、すごいことですが、録音されている演奏は本当にびっくりするほど素晴らしいものです。もうノリノリというか、吹きまくりというか、これを聴いて思わず体が動かない人はいないでしょう。この、ライブならではのスピード感溢れるハードなフュージョン・ジャズは、まさしく私の好みです。

いやぁ、本当にカッコいいです。超おすすめです。今年聴いたフュージョン・ジャズの中では、間違いなく一番です。こんな音源が40年間も眠っていたなんて信じられないです。そして今聴いても、全く古臭くないどころか、とても新鮮に感じられるところが何といっても良いです。

ジャズ好きの方は是非、機会を見つけて聴いてみてください。最高のフュージョン・ジャズに出会えますよ。

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ブレッカー・ブラザーズ「Live and Unreleased」メンバーはRandy Brecker (tp & vo)、 Michael Brecker (ts)、 Mark Gray (key)、Barry Finnerty (g)、Neil Jason (b & vo)、Richie Morales (ds)


こちらはYoutubeにアップされている「Live and Unreleased」の中の一曲「Funky Sea, Funky Dew」。オリジナル・ヴァージョンでは6分あまりの曲が18分40秒もの演奏となっています。またYoutubeには同じく「Live and Unreleased」の中の一曲、彼らの代表曲でもある「Some Skunk Funk」もアップされています。こちらも必聴の演奏です。


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家内と次女がイチゴのタルトを作ってくれました [食事をしている]

前にも書きましたが、コロナウィルスの関係で、現在、私と長女が自宅でテレワーク、百貨店に勤める次女も今週は(百貨店の休業に伴い)休暇となっています。

昨日は、日中、時間に余裕のある家内と次女が一緒に、自宅の台所でイチゴのタルトを作り、ふるまってくれました。こうしておやつの時間に、家族全員でホームメイドのお菓子を食べるのも、久しぶりのような気がします。「昔、娘たちが小さかった頃はよく、こうしてお菓子を作ったねー」などと、家族の会話に花が咲きました。

毎日、自宅に籠りっぱなしの生活で気が滅入りがちになる中、心が休まりました。家内と次女の心遣いに感謝した次第です。

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こちらが家内と次女が作ってくれたイチゴのタルト。なかなか豪華です。


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テレワーク環境のモバイルでの運用について [●●を使っている]

以前にも書きましたように、私は3月31日から自宅からテレワークをしています。普段は自室で、主に(会社のクライアント証明書をインストール済の)私用のノートパソコン(Panasonic CF-N10)に、外付けモニター、キーボード、マウスを繋いで使用しています。ただ、このノートパソコンにはカメラが付いていないので、Web会議の時などには会社から支給されたノートパソコン(Microsoft Surface)使っています。使っているソフトはMicrosftのOffice365とTeams、Web会議ではZoomなどです。なぜ、会社支給のパソコンを主に使わないか疑問に思われる方もいるかと思いますが、実は、この会社支給のパソコンには、会社のクライアント証明書が現時点ではインストールされていないので、MicrosftのOffice365とTeams等で会社のサーバーに接続することでできないのです(とほほっ)。なので、状況に応じて、二台を使い分けて対応しています。これらは普段は自宅の無線Lan(ドコモ光)に接続しており、今のところスピード等、特に不満もなく、快適に使用できています。

今回、私用の(こちらも会社のクライアント証明書をインストール済の)iPadでも同様の環境が構築できないか、暇にあかせて(こらこらっ)設定してみました。結果は成功、iPadでもまったく問題なくOffice365とTeams、Zoomが使えるようになりました。私のiPad(家内のお古のiPad Air 2)はドコモ版のセルラーモデルですので、これで(Wifi環境を気にすることなく)完全にモバイルでのテレワークが可能となったことになります。これに、手持ちの折り畳み式のBluetoothキーボード(RBK-3000BT)とワイヤレスマウス(ロジクール Pebble SE-M350OW)を繋げば、まさしく「小型高性能モバイルPC」として、ノートパソコンと同じ操作性で使うことができます。

ただ問題は、現時点では外出して使う機会がまったく無いことですね。
(°O゜)☆\(^^;) バキ!

私は、非常事態宣言下の神奈川県横浜市に住んでおり、極力、外出しないようにしているのでモバイルでのテレワーク環境を整備しても、(今のところは)宝の持ち腐れです。まあ、自由に外出できるようになったときのために整えたんだと自分を慰める毎日です。早く、心おきなく外出したり、旅行したりできる日々が戻ってきますように…

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iPad Air 2セルラーモデル。型落ちの機種ながら、まだまだ十分働いてくれています。私にとって、とても頼りになるモバイルガジェットです。


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私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(25) [体のあちこちにがたが来てます]

現在、私は「多発性筋炎」を患っており、その合併症として「間質性肺炎」も発症、2016年3月24日より入院(当時私は54歳)、同年4月29日退院後も投薬による治療を受けています。そして継続的に、私が服用しているステロイド系抗炎症薬(以下「ステロイド」と略)、及びステロイドと併用して服用している免疫抑制剤(タクロリムス 通称「プログラフ」やアザチオプリン 通称「イムラン」)によると思われる副作用のことについて記事にしてきました。これは自身の備忘録であると共に、自身におきた副作用とその対処の経験を記すことで、もしかしたら、膠原病の治療等でステロイドや免疫抑制剤を服用している方や今後服用する方への参考になるのではとの考えによるものです。従いまして、こうした薬による副作用に関心のある方以外にとっては、関係のない話ばかりですので、スルーしていただければと思います。また、私は医師でも薬剤師でもありません。ただの普通の、医学知識の殆どない一般人です。ですので、この記事は、あくまでも一患者が自身の自覚症状や検査結果、担当医から説明等に対し、専門的な知識もないまま、その体験や理解した内容、これまで行った対応等を記しているに過ぎません。この点、特にご留意頂ければと思います。

(過去記事一覧)
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (1)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-04-17
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (2)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-04-23-1
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (3)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-05-14
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (4)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-06-22
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (5)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-06-28
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (6)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-08-08
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (7)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-10-03
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (8)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-12-23
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (9)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-03-05
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (10)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-05-22
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (11)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-09-20
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (12)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2018-01-17-1
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (13)」
https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2018-05-27-1
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (14)」
https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2018-08-19
「私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(15)」
https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2019-01-17
「私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(16)」
https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2019-05-10-1
「私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(17)」
https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2019-09-19
「私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(18)」
https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2019-10-04-2
「私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(19)」
https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2019-11-05
「私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(20)」
https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2019-11-15
「私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(21)」
https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2019-12-12
「私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(22)」
https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-01-09
「私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(23)」
https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-02-06
「私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(24)」
https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-03-16-1


(服用している薬の変更・中止・追加・減量等)
・プレドニゾロン      3mgから2mgに減量

(2020年4月3日から現時点における服用薬)
・プレドニン(副腎ホルモン剤)     5mg(朝1錠)
・プレドニゾロン(副腎ホルモン剤)   2mg(朝2錠)
・イムラン(免疫抑制剤)       100mg(朝2錠)
・プログラフ(免疫抑制剤)      2mg(朝晩1mgづつ)
・ランソプラゾール(消化性潰瘍用剤) 15mg(朝1)
・ゼチーア(高脂血症用剤)       10mg(朝1)
・ボナロン(骨粗しょう症予防)     1錠(週1、朝)
・アムロジピンOD(血管拡張剤)     10mg(朝1)
・カルベジロール(高血圧症用剤)    20mg(朝1錠)
・タナトリル(血圧降下剤)      2.5mg(晩1錠)
・プラピックス(脳血管障害の再発抑制)75mg(朝1)

(現在、発症している副作用・後遺症)
ステロイドによる副作用と考えられるもの・・高血糖、高脂血症
その他・・貧血、息切れ

4月2日に通院し、血液検査、尿検査及び胸部のX線写真及びCT撮影を受けた後、リウマチ科の主治医による診察を受けました。血液検査の結果は前回から大きな動きはなく、ヘモグロビンA1cは6.7と相変わらず高い数値のままです(泣)。クレアチニンの数値も1.13と少し高い値を示しており、これですとeGFRは52.9、腎臓の働き具合は正常な腎臓の1/3~2/3程度となります。少し心配ですね。一方、クレアチニンキナーゼは39と低い値となっており、とりあえず筋炎は収まっているようです。

先生からは、一年前のCT撮影と比較しても、間質性肺炎の程度は同程度、少なくとも悪くはなっていないので良かったですとのこと。また症状も収まっているので、ステロイドを1mg減らして7mg/日とすることになりました。「これからは1mg単位で慎重に微調整を行っていくことになります」とのことでした。

また、この日は神経内科の方も受診しました。こちらも特に問題はないとのことで脳血管障害の再発抑制のプラビックス(75mg)を飲み続けることとなりました。

少し貧血気味ながらも、特に自覚症状はありません。これまで通り食生活に気を付けながら生活していこうと思います。また、今週から自宅からのテレワークとなり、特に運動不足による体重の増加が懸念されますので、これも気を付ける必要があります。とりあえず、これからも頑張ろうと思った次第です。


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自室で使っているノートパソコンに外付けPCモニターを用意しました [●●を使っている]

前にも書きましたが、私は自宅三階のロフトの四畳半程の一角、所謂、屋根裏部屋を自室として使っています。これは家を新築したとき、自分用の書斎をどうするか考えたのですが、(普段、平日の日中は会社にいるので)部屋を用意しても、空き部屋になるだけですし、それならかえってロフトの一角を自分専用の屋根裏部屋として作ったほうが、何となく秘密基地めいてて面白いのではと思ったからです。実際、この屋根裏部屋は私の隠れた自慢でして、大量のCDとオーディオ装置、ラジオとノートパソコンなどがベッドと共にセッティングされています。

今週から、本格的に自宅からのテレワークとなり、日中、この屋根裏部屋に籠って、ノートパソコン(Panasonic CF-N10)と携帯電話を使いながら仕事をしているのですが、私の使っているノートパソコンは画面が12インチのもの(私はこのパソコンにキーボード、マウス等を外付けで接続して使っています)でして、長時間、本格的に仕事をするとなると画面が小さくて、少々厳しいものがありました。そこで色々と考えた結果、今回、外付けのモニターを用意することとしました。

さっそく今日、病院帰りに横浜のパソコンショップに寄って、DVI端子とスピーカーを内蔵したBenQの21.5インチフルHD、非光沢IPSモニターを購入(一万円程でした)、先ほどHDMIケーブルでパソコンと接続し、セッティングを終えたところです。いやあ、当たり前のことながら、一気に画面が大きくなりました。とても見やすいですね。これで会社とほぼ同じ、いや(PCモニター画面に関しては)それ以上の快適なパソコン環境となりました。

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こちらが今回、自室に用意したBenQ GW2283。安価な商品の割にはベゼル幅が狭く、カッコいいところが気に入っています。私は長時間の使用を考慮して(画面は少し暗くなりますが)ブルーライト軽減機能をオンにして使っています。

先ほど述べたように、キーボードは外付けで(最近、中古で手に入れた)東プレの「Realforce 87USW」(テンキーレスの英語ASCII配列モデル、静音キーで変荷重タイプ)を繋げていますし、また、SoundBlaster製の古いUSBオーディオ・インターフェイスデバイスを通じて(こちらもかなり古いモデルとなりますが)ソニーの超小型アクティブスピーカー(SRS-Z1)を接続しています。まるでデスクトップパソコンを使っている感じです。

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汚くて申し訳ありませんが、こちらが私の屋根裏部屋にセッティングされたPCモニター。

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そしてこちらが私の屋根裏部屋の様子。ごちゃごちゃしてますが、ささやかながらも自分の城です(笑)

これで在宅での勤務環境が整いました。これからはネットサーフィンばかりじゃなくて(おいおいっ)、仕事に励むこととしたいと思います。頑張らなくっちゃね。


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