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写真フィルムネガを自宅でスキャンしてデータ化できるようになりました。 [写真を撮っている]

以前、最近になって、出張時に白黒フィルムを装填したカメラを持ちこんで写真を撮り始めたことを書きましたが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2019-05-28-1)、これまで現像(ベタ焼き)はしてみたものの、どんな風に撮れているか、細かいところまでは見ることができず、課題となっていました。

そんな折、私の、前に勤めていた職場の有志が異動のお祝いに記念品をくれることになり、予めどんな品が良いか聞いてきてくれました。そこでお願いしたのが(フィルムスキャンのできる)スキャナーです。そして、その記念品がこの週末の日曜日に自宅に送られてきました。機種はキャノンのフラットベッドスキャナー「CanoScan9000F MarkII」です。

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こちらが前の職場の仲間がプレゼントしてくれたスキャナー「CanoScan9000F MarkII」。私の新たな宝物です。

とても大きな箱に梱包されていて吃驚したのですが、実際、48 x 27cm(高さは11cm)とかなり大きなもので、ずっしり重く本格的なものです。早速、自室に持ちこみ、自身のパソコンに付属のソフトウェアをインストールし、本スキャナーを接続して電源を入れると、すぐに使えるようになりました。正直、こんな本格的なものは想定していなかったので、嬉しさ半分、「こんな高いものを…」という申し訳ない気持ち半分の、複雑な気分です。

とりあえず試しに、前回、シアトルに出張した時に、ネットオークションで安価に入手した全自動のコニカのフィルムカメラ「現場監督ズーム」で撮った白黒フィルムをスキャンしてみることにしました。まだ使い方も良く分からず、とりあえず付属のフォルダーにネガを差し込んでセットし、適当にAutoと書かれたボタンを押してみると勝手に動きだしました。なんとかスキャンできているようです。

こうしてできた画像データをパソコンで見てみると、きれいにスキャンされた写真データが出てきました。思わず「おーっ!」と叫びながら、これらの写真データを飽かずに眺め続けました。

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こちらが去年、私がシアトル出張時に撮影したパイク・プレイスマーケットの写真。何も細かな設定もせずにオートスキャンした画像ですので白黒のネガながら少し色がついたりしていますが、なかなかきれいにスキャンできています。ちなみにこの写真はパソコン側のソフトで自動補正をしたものです(汗)。

説明書を読んでみると、設定を色々変えることで、もっと用途にあわせて(例えば白黒フィルム用に設定したり、解像度を指定したりと)仔細にスキャンすることが出来るようです。これは楽しそうですね。当分の間、かなり遊べそうです。こうして昔の職場の仲間の好意で、スキャナーを手に入れ、ネガフィルムをパソコンに取り込むことが出来るようになりました。仲間からは一緒に36枚撮りの白黒フィルム(トライ-X 400)を10本もプレゼントしてもらったので、当分は追加投資することなく銀塩写真を存分に楽しむことができそうです。

こうして、これまで心に秘めながらも叶わなかった趣味の写真撮影を、また約50年ぶりにはじめることになりました。ちょっと、いやいや、とてもわくわくしています。


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