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三浦しおん著「舟を編む」を読み終えました [本を読んでいる]

昨日、会社の執務室で三浦しおん著「舟を編む」(光文社)を読み終えました。今年2月からNHK-BSで放送中の同名ドラマを見て、原作の小説も読んでみたいと思ったところ、ちょうど家に本があるよと妻から聞き、さっそく読んでみたという訳です。内容は、

出版社の営業部員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書『大渡海』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作!(以上「Amazon」商品紹介文からの引用)

というもので、とても読みやすく、そしてハートフルな小説でした。元々、この小説は女性向けファッション雑誌「CLASSY」において2009年11月号から2011年7月号に連載されたものでして、そうしたことも、この小説の持つ読みやすさや独特のテンポ感に繋がっているように思えます。

「良い小説を読んだなあ」というのが読後の私の素直な感想です。充実した読書体験を得ることができました。ありがとうございました。

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三浦しおん著「舟を編む」(光文社)。今は光文社文庫において文庫化もされています。ちなみに三浦しおんさんですが、私の次女の中学・高校の先輩でして、出身大学は学部こそ違うものの私と同じです。


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