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大学時代のサークルで同じ学年だった友人たちと一緒にお酒を飲みました [お酒を飲んでいる]

先週の金曜日に、大学時代に所属していたクラシック音楽鑑賞サークルで同学年だった友人たちが久しぶりに東京 神田の、昭和感溢れる居酒屋「あい津」に集まり、ささやかな同窓会をしました。

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こちらは「あい津」の店内の様子。まさしくサ・昭和な居酒屋という言葉がぴったりです。私たちは(写真にも写っていますが)玄関近くの四人席に座りました。

集まったのは、私を含めて四人(全員男)、一人は今も釣りなどに一緒に行ったりしている、今は株や不動産投資をしながら悠々自適な生活を送っている元公務員(彼と今年の5月に一緒に釣りに行った時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2023-06-19、もう一人は大手電機メーカーを定年退職して、今は別の会社で第二の会社員生活を送っていて、後の一人も定年再雇用で関西のテレビ局に引き続き働きながらも、小説家として作家活動をしており、既に何冊もの、シリーズ物の時代小説を出しています(彼は、この日に合わせて、わざわざ関西から来てくれました)。

このサークルの同学年の友人は他にも(女性を含め)何人かいるのですが、この日参加しなかった友人のうち、今も連絡が取れるのは一人(彼は弁護士として事務所を首都圏近郊に構えています)くらいでして、他の人たちが、今、何をしているのか、残念ながら消息は不明です。

元公務員を除いた、他の二人の友人と会うのは、なんと大学卒業以来となる37年ぶりだったのですが、会ってしまえば、そんなブランクは全く感じることはありませんでした。「おーっ!」と久しぶりの再会を喜び合いながら、お互いの近況やサークル時代の思い出、クラシック音楽(最近行ったコンサートや愛聴しているCDやレコードの事)を肴に、話題は尽きることがありません。気づけば、私たちは3時間余りも話し込んでいます。慌てて店を出ると、またの再会を誓い合いながら別れました。

ちなみに、この夜、一番盛り上がった話題は、会社員兼小説家が愛聴しているという、ハンガリー出身の指揮者、フェレンツ・フリッチャイ(Ferenc Fricsay 1914年~1963年)の2種類のCDBOX(45枚組と38枚組)の事でした。相変わらず、みんなマニアックというか、今、こんなところでフリッチャイの話で盛り上がっているのは、さすがに私たちだけでしょう(汗)。なんだか、みんな全然変わっていない(残念ながら外見は、全員かなり老けてました)のが可笑しくて可笑しくて、そして嬉しかったです。(後日、この話に刺激を受けたらしい、もう一人の元電機メーカー社員の友人は、新しいフリッチャイの86CDプラスDVDのBOXを購入し、会社員兼小説家を羨ませていました…おいっ、みんな、本当に大丈夫かー? (°O゜)☆\(^^;) バキ!)

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こちらがこの日、会社員兼小説家が話題にして盛り上がった「Ferenc Fricsay - Complete Recordings on Deutsche Grammophon Vol.1,2」。どうでも良いことですが(こらこらっ)、Vol.2の「opera/choral works」が素晴らしいとのこと。元電機メーカの友人が購入した新しいボックスには(旧ボックスセットには入っていない)「モーツァルト・ラジオ放送」が新たに追加されているそうです。

こうして私は「歳を取るのもそんなに悪くはないなぁ…」などと、ちょっと思ってしまうような、そんな素敵な一夜を友人たちと過ごすことができました。


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