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私は大の立ち食いそば好きです [食事をしている]

私は昔から、立ち食いそば屋を見つけると、どうしても食べたくなってしまう質(たち)です。私の場合、立ち食いそばは、普段の会社の行き帰りに食べることが多いので、どうしても駅のホームや駅近くにあるお店が多くなります。

以前、根岸線山手駅から京浜東北線を使って通勤していたころは、鶴見駅の駅ホームはずれにある「めん処屋島」(かき揚げにゲソが入っていて、美味しいッス。また、麺大盛が無料という嬉しいサービスもあります。→2009年1月閉店)や品川駅の駅構内にある「そば処あずみ野」で良く立ち食いそばを食べていました。品川駅は立ち食いそば屋のメッカでして、京急品川駅にも「えきめんや」(韃靼そばというルチンたっぷりの麺もあります。ここはたまねぎ天が美味しいです)というお店があり、京急線に乗るときはちょくちょく通ったものです。

立ち食いそばの多くの名店の中でも、私が好きなのは、横浜駅西口出口そばにある 「きそば 鈴一」と、JR桜木町駅コンコースにある、創業111年の由緒ある歴史を誇る、立ち食いそばの「川村屋」の2店です。どちらもだしの効いた濃い目の汁が特徴で、何故か癖になる味というか、なんとも言えない味わいのあるそばです。ただ、昨年秋に東急東横線沿線に家を新築、引越しし、通勤も東急線と地下鉄を使うようになってしまったので、なかなか、これまで述べたような立ち食いそば屋に立ち寄る機会が減ってしまったのは寂しい限りです。一応、自宅近くの東急東横線菊名駅には「しぶそば」という立ち食いそば屋さん(東急グルメフロントが東急線沿線の駅に店舗展開をしている立ち食いそば店の一つのようです)があり、そこはまあ、そこそこ美味しいと言っても良いレベルですが、このお店以外で私は美味しい立ち食いそば屋をまだ見つけていません。

いつも、立ち食いそば屋で私が注文するおそばを好きな順に並べると、たまねぎ天そば>ごぼ天そば>春菊天そば>わかめそば>かき揚げそばといったところでしょうか。特にたまねぎ天そばは大好きでして、ためねぎの甘さと関東の味の濃い蕎麦つゆの組み合わせは私にとっては最高ですね。ただ、なかなかたまねぎ天そばが食べられる立ち食いそば屋が少ないのが残念です。実は白醤油を使った、関西だしの立ち食いそばの方がどちらかというと好きなのですが、なかなか東京、横浜では食べられないですし、あってもあまり美味しくなかったりと、あまり良い思い出はありません。そのため、関西に出張するときは必ず、JR新大阪の新幹線ホームにある立ち食いそば屋「杵屋」(ここは外食チェーン「グルメ杵屋」のお店のようです。→こちらも2009年4月閉店)に行っていました。関西味の場合は、たいてい、きざみそばかごぼ天、もしくは丸天そばを食べます。関西だしにはきざみ(細かくきざんだ油揚げ)が合いますね。

まだまだ、立ち食いそばの話は尽きないのですが、何と言っても私の一番好きな立ち食いそばは、小学校から高校までの多感な時期を過ごした北九州市八幡西区、JR鹿児島本線黒崎駅の1、2番線ホーム、小倉駅方面寄りにある「東筑軒の驛麺」のごぼ天そば(うどんも美味しい)です。その名の通り、折尾にある、かしわめしで有名な東筑軒が出しているお店で、味付けされたかしわ(鶏肉)が麺の上にちょこっと載っているのですが、それがなんとも言えない良い味をだしています。もう、なかなか行く機会がないのですが、いつか、なんとかして、また食べたいと思っています。

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写真はJR黒崎駅の立ち食いそば屋「東筑軒」とごぼ天蕎麦。今年、父の葬式の後、車で黒崎を訪れた時に訪れた時のものです。色々なサイトをみているとJR姫路駅の立ち食いそばが美味しいようですね。一度訪れてみたいものです。

(2021年3月3日追記)
残念ながら、最後に紹介した「東筑軒の驛麺 黒崎うどん店」も2015年1月に閉店しています。「東筑軒」は他にも店舗(例えば折尾駅近くの「折尾本社うどん店」等)があるので、食べることはできそうですが、なんとも寂しい限りです。

(2023年4月25日追記)
本文で紹介した「川村屋」ですが、こちらも2023年3月末に多くの人に惜しまれながら閉店しました。なんとも悲しいです。

(2023年11月1日追記)
本文で紹介し、追記で閉店をお知らせした「川村屋」ですが、なんと店主の娘夫婦が後継者となって、2023年9月1日より営業を再開しました。本当に嬉しいです。


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