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電子ブックリーダーを使い始めました [●●を使っている]

先週末から、電子ブックリーダーを使い始めました。現在、私が使っているのはAmazon社のKindle3(Kindle Keyboard)で3G+Wifi(広告無し)のもの(色はブラック)です。
実は私は昔から電子端末を使って本を読んでいました。古くは(10年以上前ですね)Zaurus igeti(モノクロ液晶、乾電池起動)を使って、青空文庫からダウンロードした「大菩薩峠」などを読んでみたり、その後もリナックスザウルス、東芝のWindows Mobile機などを使って、主に(青空文庫に収められた)版権の切れた名作を読んでいました。
今回、電子ブックリーダーの専用機を入手した目的は、もっぱら、これから定年までの間にやろうと決めていた英語の勉強のためです。これを使って、会社の行き帰りなどの時間を使って、洋書を読みながら、英語に慣れていこうという訳です。Kindle用の英和辞書「英字郎」をインストールし、カーソルを持っていけばポップアップで和訳が参照できるようにしたうえで、さっそく、Amazonから原書(読み終えられるかどうか自信がないので題名・作者等は読み終えられた時に公開します…)をワンクリックでダウンロードして、読み始めています。
キンドルのこの機種は、いわゆる液晶の画面ではなく、電子インク方式を採用しており、これはまさに「紙に書かれた文字」としての美しさを兼ね備えていて、本当に読みやすく、読書を楽しくさせてくれます。その分、モノクロですし、バックライト等はついていませんので、暗いところでは明りが必要となります。しかし、そうした仕様を採用したことで、非常に起動時間が長く、通信機能を使わなければ一カ月近く、充電する必要がありません。その上、とても薄く、そして軽く(240g)できているので、鞄に放り込んでおいても、それほど気にならず、本当に雑誌感覚で取り扱うことができます。
それと、ひそかに便利なのが3G機能を使ってのネット閲覧です。これはKindleにとっては、おまけのような機能なのですが、何といっても通信代が無料(Amazonが負担)で、かつ世界中で使うことができます。(E-inkのため)動画はさすがに無理ですが、ニュースやブログを読む限り、さほどストレスなくネット端末として使うことができます。一万円を切る価格で、こうした便利なデバイスを入手することができ、かつ、維持(通信)費がかからないのは、私のような貧乏サラリーマンにとっては、非常にありがたいです。
多分、今年中には日本のアマゾンでもkindleが発売されるのでしょうが、私の場合、英語学習用に使うことを目的としていること、また日本で発売される機種が3G機能やE-ink形式のものかどうか不明なことから、思い切ってこの時期に導入した訳ですが、とても満足しています。さあ、武器も整ったことですし、これから本格的に洋書を読んでいくことにします。こうして、自分の世界がまた一つ、広がっていくのかを思うとわくわくしています。頑張ろうっと…

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写真はAmazon社のKindle3(Kindle Keyboard)

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