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久しぶりに雑誌を購入してみました [本を読んでいる]

最近というか、ここ何年間は雑誌とは縁遠い生活を送っていました。これまで新刊雑誌を購入しなかったのは、生活費の節約が大きな理由だったりするのですが、読みたいと思う雑誌がなかったこともその理由の一つです。そんな中、先週末に家族と久しぶりに近くのTSUTAYAに行ったところ、なんとなく気になる雑誌があり、思わず、買ってしまいました。

その雑誌はマガジンハウス社の「ku:nel (クウネル)」2015年5月号です。この雑誌は「ストーリーのあるモノと暮らしを提案する隔月刊誌」とのことですが、何と言っても表紙の写真、スタイリストとして活躍された吉本由美さんのリビングルームの、なんとも言えない、柔らかい雰囲気が購入の決め手となりました。なにげなく、ソニーのポータブルラジオ (ICF-801)が置かれているのが良いアクセントになっていますね。このラジオは今では珍しいメイドインジャパン(ソニーの高級ラジオの生産を受託している秋田県の十和田オーディオ株式会社で製造)の超ロングセラー製品で、使いやすさと音質に定評のあるものです。九州の実家に住む母も愛用しています。

どの記事もとても面白く、久しぶりに雑誌を読む喜びを味わうことができました。特に古いトーレンスのレコードプレーヤーのレストアを専門にやっている千葉県銚子市のお店(「グレイ」)の記事は興味深く、ヒトとモノの関係性について改めて考えさせられました。

これは、私の癖なのですが、雑誌を読むとき、私は時々、後ろから読むことがあります。今回も結局、後ろからのんびり、この雑誌を読みました。その方が私にとっては自然というかしっくりくるのです。雑誌の場合、最初に特集記事があり、その後、連載記事や、小さなコラム記事が続くが多いのですが、こうした小さな記事やお知らせから読み始めた方が、なんとなく素直に、その雑誌の世界に入り込めて、読みやすいような気がします。

こんな雑誌の読み方をしている人って、実は多いのかもなんて思うのですが、皆さんはいかがですか?

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写真はマガジンハウス社「ku:nel(クウネル) 」2015年5月号


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