SSブログ

45年程前、小学校時代に撮った蒸気機関車の写真を額装して、部屋に飾りました [写真を撮っている]

前回の記事で、昨年11月末から4日間ほどに九州の実家に帰省した際に、私が、45年程前、小学校高学年の時に撮った、蒸気機関車(SL)の写真を探したことを書きましたが、母が一生懸命、探してくれた結果、なんとか当時の写真が何枚か出てきました。

(これも前に書きましたが)私が小学校高学年の時はちょうど日本中がSLブーム(注)に沸いていた頃でした。当時、福岡県北九州市に住んでいたこともあって、他の少年たちと同様、例に漏れず、私も父からカメラ(ミノルタ AL-Eという、セミオートのレンジファインダーカメラ)を借りて友達と一緒に、主に鹿児島本線や筑豊本線、時には日田彦山線や田川線、後藤寺線まで出向いては、8620や9600、C11やD51といった蒸気機関車の写真を夢中になって撮っていました。
(注)SLブームは、1960年代から1970年代に日本で起きた、蒸気機関車(Steam Locomotive = SL)を追うブームである。その時期については、1965年から蒸気機関車全廃の1975年までの約10年間とされる。(以上、Wikepedia「SLブーム」解説文より引用)

その、見つかった写真の中で、一番出来が良い一枚を横浜の実家まで大事に持ち帰った後、今年の一月に画材屋で額装を依頼、出来上がった額を、現在自宅二階のプレイルームに飾っています。この写真は確か、私が小学五年生の時に友人と一緒に、日田彦山線を走る貨物列車を撮ったものです。

DSC_2100.JPG
こちらが額装した写真。当時、SLの写真は殆ど全て白黒フィルム(富士フイルムのネオパンSSS若しくはコダック トライX)で撮っていました。(写真を左クリックして頂くと大きくして観ることができます。この写真は多分SSSで撮った写真かと思います)

家族も私の気持ちを何となく察してくれているのか、勝手にプレイルームに飾ったにもかかわらず「良い写真じゃない」と、何の文句を言いませんでした。この写真を観ると、あの時、夢中になって、走っている蒸気機関車に向かってシャッターを切り、自宅近くの写真屋さん(北九州市八幡西区の確か「末松カメラ店」という名前だったかと思います。今はもう、残念ながらありません)で現像してもらった写真を、わくわくしながら眺めていた、子供の頃の自分が思い出されます。私にとっては忘れることのできない写真です。こうして写真が残っていて、良かったです。私の大事な宝物です。


共通テーマ:日記・雑感