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ここ何年か、自宅では大手ビールメーカーのクラフトビールをよく飲んでいます [お酒を飲んでいる]

これまで私は色々な機会を見つけては、様々な場所でビールを飲んできました。ドイツ デュッセルドルフのアルトビール、ケルンのケリッシュ、そしてベルギービールやインド、東南アジア、中国での地元ビールメーカーのビール、そしてアメリカではIPAを中心としたクラフトビールなど、ちょっと思い出すだけでも多くのビールの味と思い出が蘇ってきます。

こうして40年近くビールを飲んできて一つ分かったことは、ビールはその土地でその土地のものを飲むのが一番美味しいという、単純な事実です。ビールは、その土地の気候や食文化を反映した嗜好品の最たるものではないかと思います。例えば、湿気の多い、温暖な気候の日本で、和食(刺し身)にあうビールといえば、私にとっては(コーン、スターチも入った)キリンのクラシックラガーですね。あの深い苦みと出汁と醤油に代表される和食との相性はぴったりかと思います。

そんな日本でも、ここ2、3年の間、大手ビールメーカーから「クラフトビール」を謳うビールが多く発売されるようになってきました。IPAやペールエール、ホワイトエールといったビールを手軽にスーパーなどで買って、自宅で飲むことができます。軽めのテイストながら、なかなか美味しく、最近では自宅の冷蔵庫に常備するようになりました。

よく飲むのはサントリーの「TOKYO CRAFT ペールエール」、キリンビールの「グランドキリン IPA」や「グランドキリン WHITE ALE」ですね。どちらも味にそれなりに深みがあり、食中酒として料理に合わせるというより、ビールそのものの風味とテイストをそのまま味わう感じで頂いています。これらのビールですが、ただ製法を踏襲したのではなく、ちゃんと日本人好みに味がアレンジされているところが凄いですね。日本のビールメーカーのマーケティング力にはただただ脱帽するばかりです。ラガービール一辺倒だった一時代前から比べると、こうして日本で、ビールのバラエティが拡がって色々なシチュエーションと食事に合わせて、場合によってはビール単独で気軽に楽しめるようになってきたことは間違いなく良いことです。

今日の夜は、どんなビールを飲もうかな? そんなことを考えることが当たり前になるなんて、(とりあえずビールに限っては)とても幸せな国に住んでいるようです。

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サントリー「TOKYO CRAFT ペールエール」。TOKYO CRAFTにはIPAもあるようなのですが、自宅近くのスーパーに置いているのはペールエールだけだったりするので専ら、こちらを飲んでいます。

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こちらがキリンビール「グランドキリン IPA」。IPA好きの私にとって手軽に飲めるIPAということで愛飲しています。

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そしてこちらが同じくキリンビールの「グランドキリン WHITE ALE」。IPAだとちょっと味が濃くて少し苦手な家内が好んで飲んでいます。


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