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私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(19) [体のあちこちにがたが来てます]

現在、私は「多発性筋炎」を患っており、その合併症として「間質性肺炎」も発症、2016年3月24日より入院(当時私は54歳)、同年4月29日退院後も投薬による治療を受けています。そして継続的に、私が服用しているステロイド系抗炎症薬(以下「ステロイド」と略)、及びステロイドと併用して服用している免疫抑制剤(タクロリムス 通称「プログラフ」やアザチオプリン 通称「イムラン」)によると思われる副作用のことについて記事にしてきました。これは自身の備忘録であると共に、自身におきた副作用とその対処の経験を記すことで、もしかしたら、膠原病の治療等でステロイドや免疫抑制剤を服用している方や今後服用する方への参考になるのではとの考えによるものです。従いまして、こうした薬による副作用に関心のある方以外にとっては、関係のない話ばかりですので、スルーしていただければと思います。また、私は医師でも薬剤師でもありません。ただの普通の、医学知識の殆どない一般人です。ですので、この記事は、あくまでも一患者が自身の自覚症状や検査結果、担当医から説明等に対し、専門的な知識もないまま、その体験や理解した内容、これまで行った対応等を記しているに過ぎません。この点、特にご留意頂ければと思います。

(過去記事一覧)
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (1)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-04-17
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (2)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-04-23-1
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (3)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-05-14
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (4)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-06-22
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (5)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-06-28
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (6)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-08-08
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (7)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-10-03
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (8)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2016-12-23
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (9)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-03-05
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (10)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-05-22
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (11)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2017-09-20
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (12)」
http://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2018-01-17-1
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (13)」
https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2018-05-27-1
「私の、ステロイド系抗炎症薬服用による副作用について (14)」
https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2018-08-19
「私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(15)」
https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2019-01-17
「私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(16)」
https://syoso-chunen.blog.so-net.ne.jp/2019-05-10-1
「私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(17)」
https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2019-09-19
「私の、ステロイド系抗炎症薬並びに免疫抑制剤服用による副作用について(18)」
https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2019-10-04-2

(服用している薬の変更・中止・追加)
(1)増量・追加
 ①2019年10月31日より増量・追加
  プログラフ             1mg

(2019年10月31日から現時点における服用薬)
・プレドニン(副腎ホルモン剤)    10mg(朝2錠)
・イムラン(免疫抑制剤)       75mg(朝1.5錠)
・プログラフ(免疫抑制剤)      1mg(朝晩0.5mgづつ)
・ランソプラゾール(消化性潰瘍用剤) 15mg(朝1)
・ゼチーア(高脂血症用剤)       10mg(朝1)
・ボナロン(骨粗しょう症予防)     1錠(週1、朝)
・アムロジピンOD(血管拡張剤)     10mg(朝1)
・アーチスト(高血圧症用剤)      5mg(朝0.5錠)
・プラピックス(脳血管障害の再発抑制)75mg(朝1)

(現在、発症している副作用・後遺症)
ステロイドによる副作用と考えられるもの・・高血糖、高脂血症
イムランによる副作用と考えられるもの・・・肝機能障害
アーチストによる副作用と考えられるもの・・肝機能障害
その他・・貧血、息切れ、倦怠感

10月30日に通院し、採血、採尿後、主治医による診断を受けました。尿P/C比(尿中のクレアチニン1gあたりのタンパク量)は300と基準値を超えていたものの、タクロリムス(通称「プログラフカプセル」免疫抑制剤)とアジルバ(血圧降下剤)による副作用として現れていた腎機能の障害についてはその他の検査数値は正常値となり、問題ないものとなりました。代わりに今回、問題となったのが肝機能障害です。血液検査ではCRPは0.7、AST(GOT)は61、ALT(GPT)は99、γ-GTPは396となり前回より大幅に検査数値が悪化しました。主治医によるとイムラン、もしくはアーチスト服用に伴う副作用が考えられるとのこと。しかしながら私が通院前日、及び前々日に飲酒していたこともあり、一概に薬の副作用とは言えないことから、急遽、11月13日に再度、検査を受けることとなりました。その日まではアルコールの摂取は控えめに(特に検査前は断酒)して下さいとのことです。とほほっ…

今回、以前服用していたプログラフが少量ながら復活しました。主治医は詳しい説明はしませんでしたが、おそらく間質性肺炎への対策かと思われます。また、血糖値も238とかなり高かったことから主治医からは「少し体重を落として下さい」との指示を受けました。現在、私は肥満体ではなく、体重は適正値を保っていますが、それでも痩せた方が良いようです。

次回の検査でどのような検査結果となるかが注目されます。場合によっては大幅な薬の入れ替えもあるかもしれません。発症してからもう三年半も過ぎているのですが、今頃になって薬の副作用にこうして悩まさせられるとは思ってもいませんでした。ほんと、厄介な病気です(泣)。

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こちらが今回、服用が復活したプログラフカプセル(0.5mg)。私の場合、この薬の副作用で高血圧となり(その当時は5mg/日服用していました)、結果的に軽い脳梗塞となりましたが、間質性肺炎に対する薬としてはとても有効なようです。


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