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これまでしっかり観ていなかった昔のテレビアニメ番組を暇にあかせて観ています(17)  [テレビを観ている]

この週末、次女は友人と鬼怒川温泉に行くはずだったのですが、その友人から体調が悪くなり旅行に行けないと連絡があり、旅行を中止するとキャンセル料金がかかることから、急遽、次女は妻と一緒に行くことになってしまいました。そのため、私は久しぶりに、独り自宅でお留守番をしています。

そこで土曜日の夜、私はいつか観たいと思っていたテレビアニメ「オッドタクシー」(全13話)をAmazon Primeのインターネット配信サービスを使って観ました。このアニメは2021年4月から6月までテレビ東京ほかにて放送されたもので、2021年に放送されたアニメの中でも特に面白いと評判になったものです。内容は、

個人タクシー運転手・小戸川は、身寄りがなく他人とも関わりたがらず、少し偏屈で無口な変わり者。自他ともに認める天涯孤独の身である小戸川は平凡な生活を送るため、彼の運ぶ客や数少ない友人との会話に応じることでコミュニケーションと自我を保っていた。何気ない人々の会話が繰り広げられる中で、やがて失踪中の一人の少女が関わった事件に繋がっていく。
(以上、Wikipedia「オッドタクシー」解説文からの引用です)

といったもので、登場するキャラクターが全員擬人化した動物の姿をしていたり(これにはちゃんと理由があります)と、かなり異色なアニメ作品となっています。

実は、私は致命的なミスしてしまい、最初に最終話を第1話と勘違いして観てしまうという失態を犯してしまいました(トホホ...)。そしてその後第2話から観始めたのですが、自分のミスになかなか気づかず、8話くらいまで観たところで、やっと気づき、そこで慌てて第1話を観、その後第9話から最終話まで観るという、かなり変則的な観方をしてしまいました。

そんな、とてもへんてこな観方をしてしまったのですが、それでも、このアニメ、とても面白かったです。ストーリーの中に色々な謎が仕組まれていて、それらが最終話に向けて少しづつ解かされていく様はなかなかスリリングで、かつ面白く、まったく飽きさせません。

またこの作品、登場人物の設定やそれらが動物化された画、そして彼らのおりなす会話になんとも言えない味があり、そのちょっと奇妙でとぼけた感じは、私のような中高年にとっても、とても魅力的に感じられます。なかなか、いい感じではないでしょうか。

それにしても、この作品、第1話からキチンと観ていたら、もっと面白かったのではと後悔することしきりです。まあ、それでも面白く観れたのは良かったです。

こうして私はこの週末の夜、独りでビールやハイボールを飲みながらアニメ鑑賞に勤しみました。もうちょっとマシな時間の過ごし方があるだろうとお叱りを受けるかもしれませんが、こういう過ごし方も、なかなか良いものです(ちょっと負け惜しみ感は否めませんが...涙)。

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これまでしっかり観ていなかった昔のテレビアニメ番組を暇にあかせて観ています(16) [テレビを観ている]

先週、2018年1月から3月まで、AT-X、TOKYO MXほかにて放送されたテレビアニメ「宇宙よりも遠い場所」をインターネット動画配信サービスNETFLIXで観ました。(ちなみに題名の「宇宙」は「そら」と読みます。略称は「よりもい」)。このアニメは、何かを変えたいと思っている四人の女子高生が、同じ目標に向かい、同じ時間を共有し、共に困難を乗り越え協力しあって「宇宙よりも遠い場所」である南極に行くという物語です。また、この作品は2018年12月、ニューヨーク・タイムズ紙において「2018年 最も優れたテレビ番組(The Best TV Shows of 2018)」の海外番組部門の10作品のひとつに選出されたことでも、当時、とても話題となりました。

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実は私自身は、観る前はそれほど期待はしていなかったのですが(汗)、観始めるやいなや、一気に夢中になりました。ストーリ自体にはかなり乱暴なところもあるのですが、登場人物の心の動きがとても丁寧に表現されていて説得感があり、観ている方としては深い共感を覚えることとなります。また、普通、テレビアニメですと、ストーリーの展開上、どうしてもつまらない回とかもある場合が多いのですが、この「宇宙よりも遠い場所」に限っては、どの回にもしっかりとした見せ場があり、全てが「神回」といっても良いものとなっています。これって、本当に凄いことだと感心しました。もしかしたら、これまで私が観たアニメのの中でも(そんなに数は多くありませんが…爆)、一番素晴らしい作品と言っても良いかもしれません。

観終わってから、感動のあまり、思わず娘や妻に勧めた次第です。まだ観ていないようでしたら、是非、観てみて下さい。老若男女問わず、誰にでも勧められるテレビアニメの傑作だと思います。


こちらは、Youtubeにアップされている「オリジナルTVアニメ『宇宙よりも遠い場所』PV第2弾|2018.01.02 ON AIR」


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これまでしっかり観ていなかった昔のテレビアニメ番組を暇にあかせて観ています(15) [テレビを観ている]

先週、2015年1月から3月までフジテレビ「ノイタミナ」枠にて放送された「冴えない彼女の育てかた」、2017年4月から6月まで同じフジテレビの枠にて放送された「冴えない彼女の育てかた♭」、そして2019年10月26日に公開された劇場版アニメ「冴えない彼女の育てかたFine」とをインターネット動画配信サービスNETFLIXで観ました(ちなみに題名の「彼女」はヒロインと読みます。略称は「冴えカノ」)

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このアニメは、

オタク高校生の「安芸倫也」は桜舞い散る坂道で、ある少女と運命的な出会いをする。インスピレーションを受けた倫也は、その少女をメインヒロインにしたギャルゲーの制作を思いつき、同学年の美術部エース「澤村・スペンサー・英梨々」と学年一位の優等生の先輩「霞ヶ丘詩羽」をスタッフに迎えようと邁進する。そんなある時、倫也は運命的な出会いをした少女が、特に目立たない普通のクラスメイトの女子「加藤恵」だったことを知り、愕然とする。
倫也は加藤恵をゲーム中で絶対的なヒロインにしようと決意するのだが…。
(以上、「冴えない彼女の育てかた」公式HPの「ストーリー」からの引用)

といった感じで始まる、萌え系の青春ラブコメアニメです。還暦間近のオジサンが観ているとは、とても言いづらい(キモオタ認定されて、ドン引きされてしまうのは間違いないです…涙)ものでして(さすがに娘にも、このアニメを観たことは言っていません)、「とうとう俺もここまで来ちまったか…」などと自虐しながらも、私はとても楽しく、そして夢中になって、このアニメを観ました。

ツンデレのツインテールのハーフの幼馴染(実は新進同人イラストレーター)、黒髪ロングなちょっとクールで美少女優等生の先輩(実は新人ライトノベル作家)、同じクラスの、ちょっと目立たないけどよく見ると可愛いボブカットの普通系同級生女子といったキャラクターたち(他にも個性的な美少女たちが出てきます)が、筋金入りのオタクでメガネの主人公と絡みあうという、まさしく「男の子」向けのストーリーとサービスショット満載の画は、王道というかテンプレという言葉がぴったりの、ある意味、陳腐なといってもいいものなのですが、本作については、何故かとても魅力的で新鮮に感じられます。その秘密は、それぞれのキャラクターが「まっすぐ」なことだと思います。それと映像が本当に綺麗なところも魅力です。まあ、これ以上、私のようなオジサンがこのアニメについて語ると、それこそ、私のブログを読んでくださっている方からも引かれてしまいそうなので、やめますが(汗)、本当に面白く観ることができました。

紹介が遅くなりましたが、原作となる「冴えない彼女の育てかた」は、富士見ファンタジア文庫(KADOKAWA)より2012年7月から2019年11月まで全13冊 + 短編集7冊が刊行され、2019年12月時点でシリーズ累計発行部数は350万部を突破している丸戸史明によるライトノベルです(この文章は「Wikipedia」の「冴えない彼女の育てかた」解説からの引用。一部改変しています)。ちらっと原作の方も見てみたのですが、こちらも面白そうです(でも、さすがに読むことはないと思いますが…)。

こうして私は久しぶりに楽しくアニメを観ました。いやあ、いいアニメって、本当に良いですね(こらこらっ)。これからも機会を見つけてアニメを観ていこう(実際、今もしっかり観てますが…爆)と思った次第です。


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これまでしっかり観ていなかった昔のテレビアニメ番組を暇にあかせて観ています(14) [テレビを観ている]

先週、第1クールは2019年4月から6月までTOKYO MXほかにて放送され、第2クールは同年10月から12月まで放送されたテレビアニメ「この音とまれ」を、インターネット動画配信サービスNETFLIXで観ました。このアニメは、

廃部寸前の時瀬高校箏曲部。一人になってしまった部長のもとを訪れたのは不良少年とその友達、そして箏の天才少女だった。それぞれの箏の音が紡ぐ青春学園物語(以上、TVアニメ「この音とまれ」公式サイトの紹介文の引用です)

でして、箏曲部を舞台にした少し珍しいアニメです。といっても内容はまさしく青春ものでして、ストーリー途中からは箏の高校コンクールでの他校との競い合いといったところがメインとなります。原作は「ジャンプスクエア」(集英社)で、2012年から連載されている少年漫画でして、作者のアミューはこれが連載デビュー作だそうです。

音楽をテーマにしたテレビアニメというと、以前、「四月は君の嘘」を観ましたが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-09-08、本作品も、同様に「コンクール」がストーリーの大きな軸となるものの、部活動が舞台となっているだけに、部員同士の交流、顧問や指導者との関わり合い、そして部員間に芽生えた淡い恋心の行方といったものがメインのテーマとなっています。

どちらかというとマイナーとも言える箏の世界ということもあり、私はとても興味深く観ました。「作者のアミューは、母が箏教室の主宰者、姉がプロの箏曲家という一家に生まれ、アミュー自身も3歳から箏に触れていた」以上、「Wikipedia」解説文からの引用)だけあって、ストーリーや細部の描写には説得力があります。

テレビアニメは原作途中(全国大会出場を決めるまで)までということもあり、機会を見つけて原作の漫画の方も読んでみたいと思います。「本作のコミックス累計発行部数は、2021年4月時点で500万部を突破している。特に中高生を中心に読者を増やしており、中高生の中には本作をきっかけに箏を習い始める者もいる」(以上、同じくWikipedia」解説文からの引用)とのことです。

こうして私は良質なテレビアニメを観ることができました。とても面白かったですよ。

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こちらがYoutubeにアップされている「神奈川県予選大会 「天泣」 (演奏:時瀬高等学校箏曲部) | この音とまれ!」のアニメ動画。県予選でのクライマックスとなる感動的な場面です。


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1月から放送されているTVアニメ「ホリミヤ」を楽しく観ています [テレビを観ている]

今年1月から放送が始まった、TVアニメ「ホリミヤ」を楽しく観ています。この作品は、WEB漫画「堀さんと宮村くん」(作・HERO)を原作とした、萩原ダイスケによる漫画作品をアニメ化したものです。内容は、

堀 京子は、美人で成績も良く学校ではクラスの中心的存在。だけど実は共働きの両親に代わり、寄り道もせず家事や年の離れた弟の面倒に勤しむ家庭的な高校生。 ある日、ケガをした弟 創太を見知らぬ男が堀の家に送り届けに来た。 「堀さん」 そう呼ばれ話してみると、実は彼はクラスメイトで―― クラス一のモテ女子とネクラ男子が出逢ったら!︖ 恋愛、友情。 青春が詰まった超微炭酸系スクールライフ!
(以上、「animate Times」のHP記事「ホリミヤ|アニメ声優・キャラクター・登場人物・実写映画・最新情報一覧」中の文章の引用です)

というもので、私のような疲れた60歳手前のオジサンが「楽しく観ています」と言うことが憚られるような(汗)甘酸っぱい青春アニメです。先日、次女(24歳)に、このアニメを観ていることを言ったところ、少々引かれながらも(涙)、「私の好きな漫画だよ」「おねえちゃん(長女)も大好きなんだよ」と教えてくれました。なんだか少しホッとした次第です。

わたし的には、このアニメの醸し出す雰囲気というか空気感はとても心地よいものです。ニコニコしながら見ている図は、家人からすると、かなり気持ち悪いものかも知れませんが、好きなんだからしょうがないですね(キッパリ)。

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現在、他にも「呪術廻戦」「転生したらスライムだった件」「Re:ゼロから始める異世界生活」といったテレビアニメを観ています。去年、コロナ禍で自宅に籠るようになってから観始めたテレビアニメですが、いつの間にか、こうして多くの作品を観るようになりました。これからも良い作品に出合えたら出来たらいいなあ、なんて思っています。


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これまでしっかり観ていなかった昔のテレビアニメ番組を暇にあかせて観ています(13) [テレビを観ている]

非常事態宣言下、会社に行く機会も少なくなり、自宅で過ごす時間が増えています。そんな中、家内に勧められて最近観ているテレビアニメが、2008年からテレビ東京他で放映されていた「夏目友人帳」です。私はいつものようにインターネット動画配信サービスNETFLIXで、第一期から観始めました(現在は第二期途中)。このアニメは少女漫画雑誌「LaLa」で連載されている緑川ゆきによる漫画が原作となっています。内容は、

小さい頃から妖怪を見ることができた少年・夏目貴志。彼は、祖母レイコが妖怪を子分とする証にその名を書かせた「友人帳」を継ぎ、自称用心棒の妖怪・ニャンコ先生と共に、妖怪達にその名を返す日々。ようやく手に入れた大切な場所で、友人達との深まる絆を感じながら、夏目は妖怪達との出会いや別れを繰り返していく…。
(以上「夏目友人帳アニメ公式サイト」のあらすじからの引用です)

というもので、日本の原風景を未だに残した、どこか懐かしい土地での少年と妖怪との交流を描いたアニメです。この落ち着いた雰囲気は良いです。のんびり観れて、時にはジワリとくるストーリーは何とも癒しになります。私のような疲れたオジサン(涙)にはぴったりです。家内をはじめ、二人の娘もこの作品は大好きだそうで、私はこうして完全に出遅れながらも(トホホ…)楽しく観ています。

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これまでしっかり観ていなかった昔のテレビアニメ番組を暇にあかせて観ています(12) [テレビを観ている]

先週末は、家内と長女が京都へ旅行、そして次女もお友達のところにお泊りということで、家には私一人となってしまいました。そこで、またまた暇にあかせて昔のテレビアニメ番組をインターネット動画配信サービス「NETFLIX」を通じて、リビングダイニングの75型テレビでじっくりと観てみることにしました(汗)。

今回、観たのは2011年4月から同年9月まで放送された「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」(全24話プラス特別編1話)と2018年4月から9月まで放送された「シュタインズ・ゲート ゼロ」(全23話プラス特別編1話)です。この「シュタインズ・ゲート」シリーズは、所謂「タイムリープもの」でして、

舞台は2010年夏の秋葉原。厨二病から抜け出せない大学生である岡部倫太郎は、「未来ガジェット研究所」を立ち上げ、用途不明の発明品を日々生み出していた。だが、ある日、偶然にも過去へとメールが送れる「タイムマシン」を作り出す。世紀の発明と興奮を抑えきれずに、興味本位で過去への干渉を繰り返す。その結果、世界を巻き込む大きな悲劇が、岡部たちに訪れることになるのだが・・・悲劇を回避するために、岡部の孤独な戦いが始まる。果たして彼は、運命を乗り越えることができるのか!?
(以上インターネットサイト「dアニメストア」における「STEINS;GATE」の「あらすじ/ジャンル」からの引用です)

というものです。このアニメ(「STEINS;GATE」)は、私にとって、とてもハードルの高い作品でした。というのも、途中まで、あまりにも癖の強い登場人物達に共感できない上、ストーリーの展開もまったく見えてこなかったこともあって、本当に面白くなかったからです。何度も観るのを辞めようとしかけたのですが、インターネットのレビュー等で「とりあえず13話まで我慢してみるべし」みたいなことが多く書かれていたので、我慢して何とか観続けることにしました。すると後半に入ってからは、一気にストーリが動き始め、いつのまにか登場人物の癖の強さもまったく気にならなくなり、私は息を殺して、食い入るようにこのアニメを最終話まで観続けることとなりました。

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いやぁ、観終えたからこそ言えることですが、このアニメ、本当に面白いです。第一話から様々な伏線が張られていて、それらが最終話に向けて見事に収束され解決していく様は、あまりに見事というしかないです。「神アニメ」と称えられたり、歴代アニメの最高傑作にあげる人も多いとのことですが、さもありなんと思わせます。このアニメは元々ゲームソフトが原作でして、言われてみると、例えば、途中までの退屈さ加減等、それっぽいなあと思うところがあります。ゲームはマルチエンディングになっているそうですが、そのうちの一つのエンディングの続編という形で作られたのが「シュタインズ・ゲート ゼロ」です。

既に前作となる「STEINS;GATE」を鑑賞後に、観始めたこともあってすんなりと作品世界に入りこむことができました。こちらも、とても面白く、私は夢中になって観たのですが、こうして比べてしまうと前作というか、前作のプロットがあまりにも素晴らしい出来だったことに改めて気づかされます。とはいえ、間違いなく水準以上の作品であることには間違いありません。「STEINS;GATE」を観終わった人は多分100%、「シュタインズ・ゲート ゼロ」も観ているのではないでしょうか。観終わったときの満足感は格別なものでした。

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「STEINS;GATE」と「シュタインズ・ゲート ゼロ」は、(「STEINS;GATE」の前半部分を観続けるのが辛いことだけ除けば)アニメ作品の金字塔に輝く作品かと思います。「我慢したからこそ得られるひときわ大きな感動」という言葉こそ、この作品にふさわしいかと思いますので、皆さんももし機会が得られたなら、一度トライされてみては如何でしょう?本当にお勧めですよ。


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これまでしっかり観ていなかった昔のテレビアニメ番組を暇にあかせて観ています(11) [テレビを観ている]

一時期、集中して観ていたテレビアニメ番組ですが、今でも懲りもせず細々と見続けています。今日は2018年10月から2019年3月まで、TOKYO MXほかにて第1期、全25話が放送されたテレビアニメ「転生したらスライムだった件」を紹介したいと思います。原作は伏瀬による日本の小説でして、関連書籍を含めたシリーズ累計発行部数は2020年9月には累計2000万部を超えるという、超人気お化けライトノベルです。今回、私はインターネット動画配信サービスNETFLIXで第1期を一気に視聴しました。この物語は、

37歳で童貞のサラリーマン、三上悟は通り魔に刺殺されてしてしまい、気がつくとスライムとして異世界に転生していた。そこで出会った暴風竜ヴェルドラと友達となり、「リムル」の名前を付けてもらう。その後、ゴブリンの村を牙狼族から救ったことを契機に、さまざまな魔物たちがリムルの元へ集まるようになる。最弱であるはずのスライムがユニークスキル『大賢者』と『捕食者』を使いながら、個性豊かな魔物たちとともに一国一城の主へとなっていく物語である。
(インターネットサイト、RENOTE「転生したらスライムだった件(アニメ全話)のネタバレ解説まとめ」記事からの引用。一部加筆、削除しています)

というものです。これは面白かったです。そしてその面白さは多分、性別を問わず、どの世代の方にも受け入れやすい、とても素直なものだというところが素晴らしいですね。複雑でファンタジックな世界観、主人公の無双ぶり、登場する多彩なキャラクターの魅力、分かりやすいストーリーといったところが人気の秘密かと思います。かくいう私も見事にハマり、とても楽しく番組を観ました。

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なんといっても主人公のスライム「リムル」が良いです。見た目は可愛いスライムなのですが、考え方や気の配り方が、37歳の人の好いオジサンそのままというギャップがとても魅力的です。私の場合はこのテレビアニメ版で十分ですね。さすがに小説の方まで読んでみようとまでは思いません。テレビアニメの方は次回の第2期は2クールに分かれ、第1部は2021年1月から、第2部は同年7月からそれぞれ放送予定とのことで、今から楽しみにしています。


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これまでしっかり観ていなかった昔のテレビアニメ番組を暇にあかせて観ています(10) [テレビを観ている]

前の記事でも申し上げたように、もう、すっかりアニメとラノベの紹介ブログと化してしまっている私のブログですが、勢いに任せてもう一本、最近観て、とても面白かったテレビアニメを紹介したいと思います(汗)。

それは、毎日放送等で第1期は2019年1月から3月まで、そして第二期は2020年4月から6月まで放送された「かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」です。原作は「ミラクルジャンプ」や「週刊ヤングジャンプ」(どちらも集英社)にて連載され、「シリーズ累計発行部数は2020年7月時点で1200万部を突破している」(「Wikipedia」解説文からの引用)という人気コミックです。私はインターネット動画配信サービス「NETFLIX」で、このテレビアニメを視聴しました。内容は、

将来を期待されたエリートたちが集う名門校・秀知院学園(しゅうちいんがくえん)。
その生徒会のメンバーである副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行はお互いに惹かれ合っているものの、高すぎるプライドが邪魔をして半年が経っても告白することが出来ない。素直になれない二人は、いつしか自分から告白することを「負け」と捉え、「いかにして相手に告白させるか」ばかりを考えるようになり、権謀術数の限りを尽くした“恋愛頭脳戦”を繰り広げる。
(以上「Wikipedia」解説「あらすじ」からの引用です)

といったギャグ色の強いラブコメアニメです。

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登場人物は全て、とても魅力的なのですが、その中でも私が大好きなのは何と言っても裏主人公の石上 優(いしがみ ゆう)と主人公白銀 御行(しろがね みゆき)の父です。アニメもコミックも第三話(巻)くらいまで観るか読むかしていただくと、その面白さに気付いていただけるかと思います。

これは本当に面白かったです。久々に、アニメを観ながら何度も、それこそお腹を抱えて笑いました。バカバカしいと言ってしまえばそれまでなのですが、アニメのキャラクター達が本当に個性的で観ていて飽くことがありません。登場人物がみんな高校生なので、基本的に「すなおでいい子」なところが良いです。そして、こんなことを言うのは無粋なのですが、ストーリーやギャグの中に「恋愛」の本質が見え隠れするところが、このアニメの最大の魅力なのだと思います。今年に入って色々なテレビアニメを観ましたが、その中でも一番の傑作ではないでしょうか。下ネタもそれなりにありますが、何とかぎりぎり許容内というか、心置きなく笑えるもので、下品なものとはなっていません(これはあくまでも私の主観です)。

2020年10月現在、コミックは19巻まで出ていますが、現在アニメ化されていているのは内容としては9巻までです。そこでアニメを観終えた翌日、私は会社のビルの地下一階の「TSUTAYA」に走り、続きとなる10巻から19巻までをまとめて借りて、それこそ一気読みしました。原作のコミックも当然のことながらめちゃくちゃ面白いです。(自分の歳を忘れて)クスクスと笑いながら、会社の執務室で読み耽った次第です(こらこらっ)。

今月25日にはOVA&TVアニメ第三期の製作決定が発表され、アニメの方はこれからも楽しめそうですし、コミックも11月19日には20巻が発売されます。原作コミックの方はストーリー的には終盤というか、もうすぐエンディングを迎えそうですが、個人的にはまだまだ続けてほしいと願うばかりです。観て(読んで)笑えて面白い、私のイチオシのアニメ(コミック)作品です。


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これまでしっかり観ていなかった昔のテレビアニメ番組を暇にあかせて観ています(9) [テレビを観ている]

最近の私のブログは、年甲斐もなく、もうすっかりテレビアニメとライトノベルの紹介記事ばかりとなってしまっていて、何とも恥ずかしい限りなのですが、今回もこれまで紹介していなかった、最近観た、そして今も観ているテレビアニメを二本紹介したいと思います(大汗)。

まず最初に紹介するのは「魔法科高校の劣等生」です。TOKYO MX等で第1期は2014年4月から同年9月まで、そして現在、第二期「来訪者編」が放送中のテレビアニメドラマでして、内容は、

かつて「超能力」と呼ばれていた先天的に備わる能力が「魔法」という名前で体系化され、強力な魔法技能師は国の力と見なされるようになった。20年続いた第三次世界大戦が終結してから35年が経つ西暦2095年、魔法技能師養成のための国策高等学校の一つ、国立魔法大学付属第一高校に、エリートとして将来を約束された「一科生(一課生)」の妹と、その補欠である「二科生(二課生)」の兄が入学した時から、卒業するまでの物語である。
四葉家という秘密主義の家系の次期当主候補として将来を縛られた妹・深雪と、そのガーディアンとしてやはり束縛されている兄・達也が、自分たちの自由を掴み取ろうとする物語が大筋となっている。兄妹の高校在学期間を舞台とし、「優等生」も「劣等生」もひっくるめた、学内・学外を問わない多数のキャラクターの物語が繰り広げられる。
(以上、「Wikipedia」の解説文からの引用です)

というものでして、原作となる佐島勤によるライトノベルのシリーズ累計発行部数は2019年11月時点で1500万部以上を誇るおばけ小説です。実際、本屋でライトノベルコーナーに行くと、このシリーズがずらっと並んでいたり、平積みされている様は壮観です。まさしく人気ラノベといって良いかと思います。

私はこのアニメをインターネット動画配信サービス「NETFLIX」で観ているのですが、ここまでテレビアニメ版を観た限りにおいては、内容に深みがあるというよりかは、どちらかというとかなり単純なヒーローものの延長といった感じでして、流石に私のような中高年のオッサンには、ちょっとツライかなぁというのが正直な感想です。小中学生向けなのかな?(と言いながら私はしっかり観ていますが… (°O゜)☆\(^^;) バキ!)しかしながら登場人物は多彩、かつ、それらのキャラクター設定は魅力的で、作品の世界観もかなり複雑なところは面白いです。

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なんだか本文では貶してしまいましたが、ヒロインの司波深雪(しば みゆき)だけは別格でして、いい歳して萌えまくってます(こらこらっ)。

そしてもう一本は2016年7月より9月までTOKYO MX等で放送された「ReLIFE」です。こちらは、

前職を3か月で退職し、求職中の海崎新太。元々大学受験で2浪した上、大学院に進学していたため社会人経験やキャリアが乏しく、現在27歳で就活は難航する。これからの生活に悩む海崎の前にリライフ研究所の職員を名乗る夜明了が現れる。夜明は海崎を社会復帰させるとして、『1年間の高校生活を送る秘密実験』に参加することを提案する。
1年間の生活費とその後の就職先の紹介のために、リライフ検証実験に参加することを決めた海崎は、2度目の高校生活を送り始める。大学院まで卒業したはずの海崎だが、テストを受ければ全教科赤点で追試の連続になり、体育ではボール投げでは肩が回らず、徒競走では足が釣って転倒する始末。
2度目の高校生活に悪戦苦闘する海崎だったが、秀才だがコミュ障でボッチ女子の日代千鶴、勉強は得意だが運動音痴なチャラ男の大神和臣、ぶっきらぼうで努力家の狩生玲奈、編入生で天然系の小野屋杏……といった個性的なクラスメイト達と共に翻弄されつつも高校生活を送るうちに、海崎の内面だけでなく周囲にも変化が起こっていく。
(以上「Wikipedia」の解説「あらすじ」からの引用です)

というもので、私はインターネット動画配信サービス「Amazon Prime Video」で観ました。こちらは20代の社会人を対象に作られたではと思われるテレビアニメでして、原作は夜宵草による漫画(全15巻)です。内容はとても面白く、観ていて私自身、自らの高校生活を思い出したりして、少しほろ苦い思いをしたりしました。こうして私はストーリーには感動したのですが、ただ、アニメの画と音に違和感があったというか、私には最後まで馴染めなかったのがとても残念でした。独りよがりな意見ながら、もうちょっと何とかならなかったかなぁというのが正直な感想です。一方で(主人公が昔、高校生の時に聞いていた自作MDの中に入っている曲というコンセプトで)2000年前後に流行したヒット曲が各話ごとに違うエンディングテーマになっているのですが、各話毎のエピソードとの関連性もあって、何とも懐かしく、そしてとても印象深く忘れられないものでした。

「ReLIFE」各話毎のエンディングテーマ
第1話:イ―ジュ-★ライダー(奥田民生)
第2話:HOT LIMIT (T.M.Revolution)
第3話:タイミング~Timing~ (ブラック・ビスケッツ)
第4話:「HONEY」(L'Arc~en~Ciel)
第5話:「これが私の生きる道」 (PUFFY)
第6話:「Sunny Day Sunday」(センチメンタル・バス)
第7話:「サウダージ」 (ポルノグラフィティ)
第8話:「雪の華」(中島美嘉)
第9話:「There will be love there -愛のある場所- 」(the brilliant green)
第10話:「明日への扉」(I WiSH)
第11話:「PIECES OF A DREAM」(CHEMISTRY)
第12話:「夏祭り」(Whiteberry)
第14話:「花」(ORANGE RANGE)
第15話:「CHE.R.RY」(YUI)
第16話:「LA・LA・LA LOVE SONG」(久保田利伸 with ナオミ・キャンベル)
(出典「Wikipedia」解説)

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どちらも原作となる小説、漫画も読まず、テレビアニメだけを観て、勝手にこうした評価をしているので、もしかしたら見当違いなことを言っているのかも知れません。ただのオッサンの戯言と笑って許していただければ幸甚です。

以上、最近、テレビアニメばかり観ていて、自分でもちょっと「おいおいっ」と心配になってきた、一人の中高年の男の簡単な報告でした。ちゃんちゃん。

(2020年10月28日追記)
記事で紹介した「ReLIFE」ですが、原作となる漫画ではアニメでのエンディングの後日談等が読めることを知り、さっそく昨夜「ReLIFE 15 Kindle版」を余っていたポイントで購入、(フルカラー版でしたので先日ゲットした「Kindle Paperwhite」ではなく)手持ちのiPadを使って読みました。いやあ、良かったです。これは大人のお伽噺ですね。私は最終巻となる、この15巻だけを漫画で読んだので断言するのは憚られますが、(本文でも述べた通り)アニメの方は画と音にくせがあるので、テレビアニメよりも原作の漫画で読んだ方が良いと思いました。

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