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良く行くお寿司屋さんで、見慣れないお酒を頂きました [お酒を飲んでいる]

以前から機会を見つけては通っている東急目黒線西小山駅近くの寿司屋に先週、一人で伺い、お刺し身やお寿司を楽しみました。前にも書いたことがあるのですが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2015-10-05、このお店では長野県、湯川酒造店の「木曽路」を冷酒で飲むことができます。そこで、いつものように「木曽路」を頼んだところ、店の主人が申し訳無さそうに言うには「実は、いつもお酒を仕入れている問屋が木曽路を扱わなくなったので、提供することができなくなったのですよ」とのこと。

私はいつも、この冷酒を楽しみにしていたので、かなりショックです。すかさず、お店の主人からは「そこで、これからどのお酒を提供すれば良いか、とりあえず問屋さんお勧めのお酒がありますので、お代は結構ですので、とりあえず試飲していただけませんか?」とお願いされ、未だ「木曽路」が飲めなくなったショックから立ち直れない私の前に出されたお酒が、福井県福井市の毛利酒造の「紗利(さり) 五割諸白 純米大吟醸」です。「木曽路」の冷酒と同等、それ以上の冷酒なんてそんなにあるものか、などと思いながら一口、口に含むと、良い意味で期待を裏切る、雑味がなく、そして甘すぎることのない上品な美味しさに驚かされました。

呑兵衛というのは、なんともいい加減なものです(呑兵衛じゃなくて、私だけかも?…爆)。お酒が美味しければ、それで良しというか、もう満足しちゃってます(汗)。こうして私は、また一つ、お気に入りの日本酒を知りました。このお酒ですが、

Sariは梵語で「米」を意味し、寿司飯「舎利」の語源とかけています。霊峰白山をルーツとする伏流水を使用した、限定流通銘柄。手作業での仕込みにより特有の「酸」があり、独特の「旨味」、「酸味」、「キレ」は、和の柑橘類を連想させます。エレガントな酸、優雅な余韻は秀逸です。
(以上お酒の通販サイト「IMADEYA ONLINE STORE」の商品説明文の引用です)

とのことで、なんだかお寿司との相性も良さそうです。一緒に試飲した隣の常連さんも「これは美味しいよ。良いんじゃない」と即座に太鼓判を押していました。ご主人は「では、これからは、このお酒にします」とのことで、こうして、あっさりと後継のお酒が決まりました。

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こちらが毛利酒造「紗利 五割諸白 純米大吟醸」(720ml)。品質保持のため、瓶は銀色の袋に入った状態で売られています。なかなかのこだわりですね。

実はこの寿司屋の主人、先代のご主人含め、お酒がまったく飲めない体質なので、こうして客に訊くしか、確かめようがなかったようです。こんな私ですがお役に立てて良かったです。この日本酒が、お店のお客さんに、末永く愛されることを祈っています。


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