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シャープのネックスピーカーを購入して、とても便利に使っています [購入しました]

先週の水曜日、午後、病院に通院する前の時間を利用して、メンバーシップ制ウェアハウス・クラブ「コストコ」へ家内と買い物に行きました。そこで彼女が衝動買いしたのが、シャープのネックスピーカー「AN-SS1-B(ブラック)」です。

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こちらが今回、家内が衝動買いしたシャープのネックスピーカー「AN-SS1-B(ブラック)」

所謂、肩に装着する(かける)タイプのウェアラブルスピーカーでして、スピーカーとヘッドホンのいいとこどりのような製品です。家内が購入したシャープ製のものは、他社のネックスピーカーと比べて圧倒的に軽く(88g)、肩にかけてもまったく負担がないのが特徴となっています。

家内は前から、台所で炊事をするときに、水回りの音が大きかったりしてテレビの音が良く聞こえないと不平をこぼしていました。このネックスピーカーがあれば周囲の音はそれなりに聞こえつつ、テレビの音もきちん聞こえるのではとの期待から、衝動買いしたようです(またお値段も税込みで9千円弱と、とても安かったことが彼女の背中を押しました)。

さっそく、テレビのUSB端子に(Bluetooth4.1に対応した)付属の送信機をつけ、オーディオケーブルをテレビのヘッドホン端子からBluetooth送信機につないで、このネックスピーカーとペアリングしたところ、ネックスピーカーからテレビの音が流れ始めました。(私の場合、テレビの音量を大きくしなければなりませんでしたが)肩にかけると耳元で良く聞えます。その後、テレビとヘッドホンの両方から音が出るようにテレビの設定を変えて(テレビとヘッドホンの音量は独立して変える事ができました)、これで居間にいる家人も台所にいる家内も一緒にテレビを楽しめるようになりました。

Bluetooth接続ですので、スマートフォンとも簡単にペアリングできて(内臓のマイクを使った)ハンズフリーでの通話や音楽配信アプリ等の聴取も気軽に楽しむことができます。周囲の音も聞こえるのが何といってもミソですね。これは本当に便利です。これで彼女の不平が一つ解消されました。良い買い物をしたねと喜び合った次第です。

また、家内はタブレットを使って動画配信サービスドラマや映画を見ながら洗面所で化粧をしたり髪を整えたりすることが多いのですが、そんな時はアプリの設定を字幕付きに変えて、ドラマや映画を楽しんでいます。こうするとドライヤーの音で何も聞えなくても、映画やドラマの内容は字幕で確認できるというわけです。こんな感じで彼女はTPOに合わせ、色々なスタイルでテレビやタブレットで動画を楽しんでいます。

おぬしもなかなかやるなって感じですね。見事です(笑)。


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お正月に横浜の中古CD・レコードショップで購入した二枚のレコードについて [音楽を聴いている]

以前の記事で、今年のお正月の初売り(2日)に家内と長女が出かけるのにあわせて、私も横浜、関内の中古CD・レコードショップ「Disk Union」に行き、何枚かのレコードとCDを購入、その内のチャールス・ミンガス・セクステット・ウィズ・エリック・ドルフィー、1964年3月18日ニューヨーク市コーネル大学でのライヴ音源「コーネル1964」(CD二枚組)を紹介しましたが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-01-13-1、今回は同時に購入した二枚の中古レコードについて紹介したいと思います。

最初の一枚は「園田高広ライブ1」と題された、1980年5月30日の藤沢市民大ホールでのライブを収めたもので、演目はベートーヴェンのピアノソナタ第31番、第32番です。園田高広(そのだ たかひろ 1928~2004年)が51歳の時の演奏でして、非常に精神性の高い、見事な演奏を聴くことができます。正直申し上げて(私が無知なだけかもしれませんが)日本にこのようなドイツ音楽の正統的は解釈者がいたことに、今更ながら驚かされます。一つの貴重な記録としても意義のある録音だと感じ入った次第です。Wikipediaによると「(園田高広は)海外ツアーでは「園田高弘は日本のギーゼキング」と渾名され、本人もこの形容に戸惑っていた」とのことですが、この演奏を聴くと、言いたいことも少し理解できるような気がします。徹底した原典主義ともいうべき厳しさが彼の演奏にはあります。多分、海外の聴衆はその点をこのように評したのではないでしょうか。

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こちらが今回入手した園田高広「園田高広ライブ1」(アダムエース)

ベートーヴェンのピアノソナタ第31番というと、私にとっては高校、大学時代に聞いたルドルフ・ゼルキン(Rudolf Serkin 1903~1991年)の演奏(1971年録音CBSソニー盤、第28番とのカップリング)がデフォルトのものとなっています。最初にこの演奏を聴いた時の感動は未だに忘れることができません。今、レコードは九州の実家に置きっぱなしになっているので、今度、帰省した時にはもう一度、じっくりと聴いてみようと思います。


こちらはYoutubeにアップされているルドルフ・ゼルキンの演奏するベートーヴェンのピアノソナタ第31番(第三楽章)、1987年のライブ動画です。本当に素晴らしい演奏で、自然と涙がこぼれてきます。

そしてもう一枚のレコードは中国出身のピアニスト、フー・ツォン(傅 聰 / FOU Ts'ong 1934年~)のショパン作品集(10インチ、チェコ盤)です。フー・ツォンは私にとっては「気になるピアニスト」の一人でして、彼の録音を見つけると見境なく買ってしまいます。今回のレコードは盤質が余り良くないもの(その分、とても安かったです)ながらも、彼の得意とするショパンの素晴らしい演奏を聴くことが出来ました。彼のショパン演奏は、時として非常にロマンティックというか、感情の爆発的な発露のようなものがあり、逆にそこが(私にとっては)堪らない魅力となっています。私の持っている彼のCD、レコードはショパンばかり(バラードやノクターン等々)なこともあって、ショパン弾きの印象が強いのですが、いつかモーツァルトやドビュッシーの演奏も聴いてみたいものです。

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そしてこちらがフー・ツォン「ショパン作品集」(10インチLP、チェコ盤)

以上、お正月に購入した二枚の中古レコードの紹介でした。実は自宅のレコードプレーヤー(テクニクス SL-7)の調子が悪く、良い状態で聴いていないので、今度、プレーヤーのメンテナンス(リニアトラッキングアームのシャフトの清掃とグリスアップ)をした後に、もう一度、ゆっくりと聴いてみようと思っています。


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