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友人と共に葉山 森戸海岸で手漕ぎボート釣りをしました [釣りをしている]

先週の土曜日(2月26日)に、ドイツ赴任時代からの30年来の友人と共に、葉山 森戸海岸で手漕ぎボート釣りをしました。これが私の今年初めての釣りとなります。手漕ぎボートでの釣りは昨年11月以来です(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2021-11-18。前回同様、早朝、JR横須賀線の車内で友人と合流し逗子駅で下車、タクシーに乗って、今回もボートを借りる葉山釣具センターに到着。そこで餌やコマセを買い、用意を整えて出発です。

他の釣り客と共にそれぞれボートに乗り込み(友人と私は同じボート。私は事前に酔い止め薬を服用済)、ロープで連結したのち沖まで曳船してもらいます。天気も良く、富士山がきれいに見えます。沖のブイからはそれぞれ手漕ぎで各々好きな釣り場へと向かいます。前回と同様、友人がボートの操縦含め全てやってくれています。更に沖の方まで出てアンカーを下ろすと、釣りの始まりです。

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この日も前回同様、富士山がきれいに見えました。

今回、私はライトウィリー五目釣り仕掛けを使いました。これは五目という名の通り、何でも釣ってやろうというものでして、寄せエサにアミコマセを使い、アミコマセ専用のビシカゴを使って、二本、もしくは三本針にアオイソメやオキアミを付けて魚を狙います。

さっそく、私の竿にアタリを感じました。リールを巻いてみると小さなベラがかかっています。慎重に針を外してリリース、次の魚を狙ったのですが、アタリが全く無くなってしまいました。スマホにインストールしている、海釣りに便利な潮位表示アプリ「タイドグラフBI」で調べてみると、どうも午後からは潮の状態が良くなり、釣れるようになるようです。午前中はガマンの時間ということで、のんびりと釣りを続けます。

友人の方は、置きっぱなしにしていた竿に小さなカワハギがかかっていたり、小さなフグや20cm程度のメバルを釣り上げたりしていましたが、やはり、なかなか釣れないようです。そうこうしているうちに12時を過ぎ、「さあ、これから」という頃になって少し波が立ってきました。手漕ぎボートですので、少しの波でもとても危険な状態になります。友人が「もしかしたら、釣りを辞めなくてはならないかも…」と言っていると、貸しボート屋の船が巡回してきて「波が高くなってきたので、これで釣りは終了です。すぐに釣具を片付けて曳船ポイントとなる目印のブイまで戻って下さい」との非情なお達しが告げられました。残念ながらこれで今回の釣りは終了です。諦めが悪い私は、これが最後と、慌てて針を垂らしてみたところ、すぐにアタリがあり、喜び勇んで糸を巻き上げたのですが、かかっていた魚は最初と同じベラでした(こちらはちょっと大きめ。トホホ…)。こちらも海にリリースして、慌てて岸へと向かいました。

曳船途中にボートとボートを結ぶロープがちぎれたりといったトラブルに見舞われながらも(友人がひたすらオールを漕ぐ羽目となりました)、なんとか岸に到着。今年最初の釣りは何とも残念な結果となりました。

帰りはとりあえず、逗子駅近くの立ち飲み屋で友人とささやかな残念会をした後、今度は京浜急行電鉄新逗子駅から電車に乗って日ノ出町駅まで向かい、友人が贔屓にしている野毛の小料理屋に、友人の釣ったカワハギとメバルを持ち込み、店主の料理で、それ以外にも何品か作って貰って本格的な飲み会の始まりです。お互いに今日の悔しさをぶつけあいながらも、楽しい飲みとなりました。心地よい疲労感も手伝い、すぐに酔っぱらってしまいます。午後5時には飲み会も終え、次回のリベンジを誓い合いながら別れました。

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友人の釣ったカワハギの肝和え

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そして、こちらはカワハギの天ぷら。どちらも美味しかったです。

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こちらはメバルの塩焼き、メバルといえば春を告げる魚です。こちらも美味しかったですよ。

こんな感じで、私の週末の一日は過ぎていきました。ちなみに今回、私が釣ったベラですが、関東では見向きもされない魚ですが、西日本の方では煮付けや塩焼き、刺身でも食べられていたりするようです。次回は持ち帰って食べてみようと思います。


こちらはYoutubeにアップされている「【ベラ】今までリリースしていたこの魚が、マジ美味しかった!」。他にもベラを刺身にして食べている動画もありました。


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職場のオーディオ環境を整えました [●●を使っている]

先日、顧問をされている会社の先輩から「部屋(先輩の執務室)に使わなくなったアクティブスピーカーがあるんだけど要らない?」とのメールが届きました。かなり前になりますが、以前、彼の部屋で話した時に私が、このスピーカーに興味を持っていたことを、どうやら覚えてくれていたようです。

さっそく頂戴することとなり、秘書の方がスピーカーを台車に載せて運んできてくれました。スピーカーはオンキョーのGX-500HDというもので、2009年から発売(現在は発売終了)された「オンキヨーのフラッグシップスピーカー/アンプの開発で得られた技術を投入したハイエンドPCスピーカー」(ONKYOのホームページ「製品概要」からの引用)です。とはいえ当時の販売価格はペアで5万円ほどだったかと思います。いわゆるアンプ付きの2ウェイ・バスレフ型のスピーカーでして、入力端子はデジタル入力×1(光)とアナログ入力×2(ステレオRCA)、デジタル入力は32、44.1、48、96、192kHz/24bitに対応しています。

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こちらがONKYO「GX-500HD」

さあて、貰ってはみたものの、現在、私の執務室にはBluetooth対応CDラジオ(SONY ZS-RS80BT)が一台あるだけです。そこで、インターネットショッピングでスピーカーとスマートフォンをブルートゥースで繋がるようにワイヤレスオーディオレシーバー(ELECOM LBT-AVWAR501)を、そしてインターネットオークションでデジタル出力端子を備えたCDプレーヤー(リモコン付き)を、それぞれ入手し、今日、会社に出社する機会を得たので、それらをセッティングしてみました。

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こちらが今回、会社の執務室にセッティングしたCDプレーヤー、アクティブスピーカーの様子

結果は問題は無く、スマホのインターネット音楽配信サービスから、そして音楽CDからもスピーカーから素敵な音を楽しむことができています。CDプレーヤーはオークションでも安くて良い中古品がなく(というか落札できず)、結局、パイオニアが1998年に発売したDVDプレーヤー「DV-S5」(当時のメーカーの販売価格は8万3千円)を5千円で落札し、CDプレーヤーとして使っています。このプレーヤー、1997年に発売されたフラッグシップモデル「DV−S9」(同じく販売価格は19万円)の弟機にあたります。以前、書きましたが、九州の実家ではリサイクルショップで1万円足らずで購入した「DV−S9」をCDプレーヤーとして使っていまして(その記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-10-22、その音の素晴らしさには本当に感服していましたので、今回、その弟機をこうして入手して使うことになったのには、不思議な縁を感じます。

弟機ということですが、同じような大きさ(高さが2cm程低いです)ながら、価格相応というべきか、重さも二分の一以下となる6.4kgと(「DV−S9」はなんと15kgもあります)、造りを含め、「DV−S9」からは大きくスペックダウンされています。それでもHi-bitレガートリンクコンバージョンで20kHz以上の音声も再現したり、音声DACは96kHz/24bitのDAC ICをLRそれぞれに1個づつ使っていたりと。CD再生においてはそれなりに高音質で評判の機種だったようです。

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パイオニア「DV-S5」

まあ、私の場合、会社の執務室で小さな音量で音楽を流すだけですので、そんなに音質に拘ることはないのですが、それでも、この頂いたスピーカーから出てくるCDプレーヤーの音は、なかなか良いもので私を喜ばせました。

今は、リヒテルの弾くバッハのソナタを聴きながら、こうして、この記事を書いています。これで、職場でのオーディオ環境も格段に良くなりました。さあて、仕事しなくっちゃね(爆)。


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良く行くお寿司屋さんで、見慣れないお酒を頂きました [お酒を飲んでいる]

以前から機会を見つけては通っている東急目黒線西小山駅近くの寿司屋に先週、一人で伺い、お刺し身やお寿司を楽しみました。前にも書いたことがあるのですが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2015-10-05、このお店では長野県、湯川酒造店の「木曽路」を冷酒で飲むことができます。そこで、いつものように「木曽路」を頼んだところ、店の主人が申し訳無さそうに言うには「実は、いつもお酒を仕入れている問屋が木曽路を扱わなくなったので、提供することができなくなったのですよ」とのこと。

私はいつも、この冷酒を楽しみにしていたので、かなりショックです。すかさず、お店の主人からは「そこで、これからどのお酒を提供すれば良いか、とりあえず問屋さんお勧めのお酒がありますので、お代は結構ですので、とりあえず試飲していただけませんか?」とお願いされ、未だ「木曽路」が飲めなくなったショックから立ち直れない私の前に出されたお酒が、福井県福井市の毛利酒造の「紗利(さり) 五割諸白 純米大吟醸」です。「木曽路」の冷酒と同等、それ以上の冷酒なんてそんなにあるものか、などと思いながら一口、口に含むと、良い意味で期待を裏切る、雑味がなく、そして甘すぎることのない上品な美味しさに驚かされました。

呑兵衛というのは、なんともいい加減なものです(呑兵衛じゃなくて、私だけかも?…爆)。お酒が美味しければ、それで良しというか、もう満足しちゃってます(汗)。こうして私は、また一つ、お気に入りの日本酒を知りました。このお酒ですが、

Sariは梵語で「米」を意味し、寿司飯「舎利」の語源とかけています。霊峰白山をルーツとする伏流水を使用した、限定流通銘柄。手作業での仕込みにより特有の「酸」があり、独特の「旨味」、「酸味」、「キレ」は、和の柑橘類を連想させます。エレガントな酸、優雅な余韻は秀逸です。
(以上お酒の通販サイト「IMADEYA ONLINE STORE」の商品説明文の引用です)

とのことで、なんだかお寿司との相性も良さそうです。一緒に試飲した隣の常連さんも「これは美味しいよ。良いんじゃない」と即座に太鼓判を押していました。ご主人は「では、これからは、このお酒にします」とのことで、こうして、あっさりと後継のお酒が決まりました。

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こちらが毛利酒造「紗利 五割諸白 純米大吟醸」(720ml)。品質保持のため、瓶は銀色の袋に入った状態で売られています。なかなかのこだわりですね。

実はこの寿司屋の主人、先代のご主人含め、お酒がまったく飲めない体質なので、こうして客に訊くしか、確かめようがなかったようです。こんな私ですがお役に立てて良かったです。この日本酒が、お店のお客さんに、末永く愛されることを祈っています。


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横浜 伊勢佐木町の古本屋で、懐かしい文庫本を購入してしまいました [本を読んでいる]

前の記事で、今週の火曜日の午後に一人で外出し、横浜駅近くの中古レコード・CDショップでちょっと珍しい中古CDを購入したことを書きましたが、その後、私はJR京浜東北線に乗り、お隣の桜木町で下車、野毛のジャズ喫茶店「ちぐさ」でコーヒーを頂いたり、更に伊勢佐木町まで足を伸ばしてお店巡りをしたりしながら、のんびりと過ごしました。

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これらはその日の野毛、都橋あたりの様子。

伊勢佐木町の商店街には何軒か古本屋があるのですが、そのうちの一軒「雲雀洞」を訪れたときに、とても懐かしい文庫本を見つけました。それは殿山泰司著「日本女地図」(角川文庫)です。この本は今から40年近く前、私が大学生の頃に文庫本を購入して読み、とても面白かったという記憶があります。1969年にカッパ・ブックスで発行され、その後、永らく絶版になっていたのですが、1983年にコピーライターの糸井重里が角川書店に掛け合い、その結果、文庫にて復活された(そしてその後、また絶版となった)という、いわく付きのものです。ちなみに文庫本の解説は糸井重里氏が書いています。当時、私が読んだ本は、(もしかしたら九州の実家の物置に、ダンボール箱に入れられたまま置かれているかもしれませんが)行方不明となったままです。

私が見つけた古本は状態は非常に良く(丁寧にパラフィン紙と思われるブックカバーがつけられています)、文庫本初版の帯付きで、なんと当時の価格の10倍近い3千3百円で売られていました。購入するかどうか、かなり悩んだのですが、この機会を逸すると、もう二度と手にするチャンスもないかも知れないと思い、思い切って購入しました。

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こちらが今回、私が入手した殿山泰司著「日本女地図」(角川文庫)

この本は、まさに奇書といってよいもので、名脇役俳優でありエッセイストとしても知られた殿山泰司(とのやま たいじ 1915〜1989年)が、自身のこれまでの千人近くの女性遍歴を通じて知った、女性の体やセックスの特徴などが、生まれ育った土地の風土の違いによって、どのように違うのかということを都道府県別に記したものです。書かれている内容は、正直言って、かなりくだらないものながら、なんと言えば良いのか、絶妙の面白さに溢れています。ぶっちゃげ、エロクソジジイの猥談話と言ってしまえばそれまでなのですが(汗)、話に何とも味があるというか、単なる猥談話として片付けてしまうにはもったいないと思わせる魅力があります。

こうして、私は約40年ぶりに再読したのですが、あまりのくだらなさ、面白さにお腹を抱えて笑う羽目となりました。内容が内容だけに(汗)、中身を紹介することができないのが、とても残念です。調べてみると「BOOK☆WALKER」がインターネットで電子書籍版を販売しており、とても安く(今はセール中ということで税込み354円でした)、手軽に読むことができるようです(販売サイトはこちら→https://bookwalker.jp/de940123a8-2169-43e7-a770-07cf5c6ce60f/。興味のある男性の方は是非、一度読んでみてください。本当にくだらないのですが、めちゃくちゃ面白い本ですよ。


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横浜の中古レコード・CDショップで少し変わったCDを入手しました [音楽を聴いている]

昨日、久しぶりに一人で外出する機会を得た私は、横浜駅近くの中古レコード・CDショップ「ディスクユニオン 横浜西口店」を訪れました。そこで見つけたのが「亡き人をしのぶトンボー」と名付けられた、中野哲也(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、曽根麻矢子(チェンバロ)という二人の日本人古楽器演奏家による、フランスの作曲家、マラン・マレ(Marin Marais 1656〜1728年)とシャルル・ドレ(Charles Dollé 1710〜1755年)の作品の演奏が収められたCDです。

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こちらの表裏の写真は今回、私が入手した中野哲也(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、曽根麻矢子(チェンバロ)「亡き人をしのぶトンボー」(CD ミサワホーム総合研究所)

私はこれまで、このCDのことをまったく知りませんでした。制作はミサワホーム総合研究所、1989年12月の録音とのこと。値段が480円(税抜き)と安価だったこともあり、ものはためしとばかり、購入してみることにしました。

そして帰宅後、自室でこのCDを聴き、1989年の時点で日本における古楽器演奏のレベルが、既にこのような高みにまで到達していた事実を改めて知り、とても驚かされました。そういえば、日本コロンビアが「デンオン・アリアーレ・シリーズ」を始め、その最初の録音となる、フルートの有田正広によるバッハ、フルート・ソナタ全集を初めて販売したのも1989年です。ちなみにアリアーレ(aliare)とは古いイタリア語で、飛び立つこと、「飛翔」を意味していて、その後、このアリアーレ・シリーズにおいて、日本人演奏家による本格的な古楽器によるバロック演奏が盛んに録音され、発売されることとなります(残念ながら2012年以降、アリアーレ・シリーズの新譜はリリースされていません)。

その意味において、今回、私が入手したCDは、まさしく日本人によるバロック作品の古楽器演奏の黎明期の録音と言ってもよいかと思います。しかし何と素晴らしく、そして凄みすら感じられる演奏なのでしょうか。選曲がマラン・マレやシャルル・ドレが作曲したトンボー(故人を追悼する器楽曲)というところも趣味性が高いもので、思わず唸ってしまいます。こんな演奏が廃盤になったままになっているなんて、本当にもったいないと思います。

このCDでヴィオラ・ダ・ガンバの見事な演奏を披露している中野哲也氏は2015年に60年の生涯を終えています。私は恥ずかしいことに、これまでこの方を知らなかったのですが、日本にこんな素晴らしい音楽家がいたことに驚かされました。私は彼の早すぎる死を悼みながら、このCDに収められた、彼の30代なかばの演奏となるトンボーを聴きました。


こちらはYoutubeにアップされている、曽根麻矢子さんによるチェンバロ演奏「F,Couperin:La Monflambert(クープラン作曲モンフランベール)」


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新たにアジング用のロッドを入手しました [釣りをしている]

昨年の12月にシーバスロッドを購入したことを記事にしましたが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2021-12-28、最近になって、新たにアジング専用のルアーロッド(中古)を入手しました。「アジング」とは、軽量のジグヘッドとワームを組み合わせた小型のルアーで堤防などからアジを狙う釣り方です。今回入手したのは、34(サーティーフォー)の「GUIDEPOST LHR-57(ナチュラム限定カラー)」でして、ロッドの長さは171cm(5.7ft)、自重は74gと非常に軽量、対応するルアー重量は0.3~2.0g、まさにアジング専用の高感度なロッドとなります。私はこのロッドをネットオークションで新品の販売価格の半額以下、1万1千円ほどで落札しました。そして届いた商品は中古ながら、とても状態が良いもので私を喜ばせました。

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こちらが私が今回入手した34(サーティーフォー)の「GUIDEPOST LHR-57(ナチュラム限定カラー)」。34(サーティーフォー)は福岡県福岡市西区姪浜に会社がある、アジングに特化した釣具メーカーです。「GUIDEPOST」は、この会社が販売しているアジングロッドの中でも一番安価な入門用のモデルとなります。

この話には後日談があります。今月、私は還暦を迎えたのですが、それを知った87歳の母がプレゼントを呉れることになり、「(還暦のお祝いなので)何か身につける長いものを」ということで、今回入手したアジング用のロッドをそのプレゼントにするということになりました(えへへ…)。この歳をして母から、こうしておもちゃをプレゼントしてもらうというのは、何とも気恥ずかしいながらも嬉しかったです

現在、私が持っている釣竿は磯竿が二本、船釣り用の竿が二本、ルアーロッドが三本(うち一本はダイソーの格安ロッド)、あと(旅行先等で使う)コンパクトロッドが一本ありますので、さすがにもう十分です。後は実際に釣りに行くだけなのですが、本格的な釣りシーズンが始まる4月まで、我慢の日々が続いていました。

そんな中、以前もボート釣りや船釣りに誘ってくれた友人が、2月下旬に(以前も行った)三浦半島森戸海岸でのボート釣りにまた行かないかと誘ってくれました(以前、行った時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2021-11-18。迷うことなく「是非ご一緒させてください」と答えた次第です。一体、どのくらい寒いのか想像もつきませんが、しっかり防寒対策をして釣りに臨みたいと思います。本当に楽しみです。

(2022年2月10日追記)
今日、私をボート釣りに誘ってくれた友人から連絡があり、彼の周囲でもコロナウィルスの感染者が増えてきているとのことで、相談した結果、今月下旬に行く予定にしていたボート釣りは、暫く延期することにしました。色々と我慢の日々が続きますが、まずは感染が収まることを祈るばかりです。

(2022年2月28日追記)
その後、結局2月26日の土曜日に、友人とボート釣りに出かけることができました。この日は高波のせいで途中で釣りを中断せざるを得なかったものの、それなりに楽しい一日を過ごすことができました(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2022-02-28



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還暦を迎えました [考えている]

私事になりますが、昨日の日曜日に還暦を迎えました。自分がまさか、60歳になってしまうなんて、嘘みたいです。嬉しくもありませんし、感慨深くもありませんが、それでも、なかなか重い事実を突きつけられているような気はします。残りの人生を、少しでも充実させ、自分にとって意義のあるものにしたいと思うばかりです。

妻と二人の娘たちはお金を出し合って、還暦の記念に腕時計をプレゼントしてくれました。「この予算の範囲内でパパの好きな時計を…」とのことで、私が選んだのはグランドセイコーのクォーツ式のシンプルな腕時計です。実用本位の時計で飽きのこないものをと思い、これを選びました。実は、この時計メーカーと妻の名前が英語名で同じなことも、この時計を選んだ理由の一つだったりします(汗)。

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こちらが、今回、私の還暦のお祝いに家族がプレゼントしてくれた「グランドセイコー ヘリテージ コレクション SBGP011」。クォーツ式の中でも世界トップクラスの精度(年差±10秒)を誇る腕時計となります。機械式と比較するとメンテナンスも遥かに楽ですし、ある意味、究極の実用腕時計ではないかと思います。このような腕時計を貰って、本当に嬉しいです。

家族が全員揃うのは土曜日でしたので、その日の夜にささやかな内輪のホームパーティを開いてもらいました。ビールを飲んだ後、日本酒は、先日、新潟出張したときに購入して冷蔵庫に冷やしておいた「鶴の友 大吟醸 上々の諸白」を飲んだのですが(購入した時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/archive/c2301938707-1、家族皆「美味しいお酒だねー」と言い合いながら、妻の用意したお刺身や貝の和え物などのおつまみを頂きました。

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こちらが「鶴の友 大吟醸 上々の諸白」。「穏やかで繊細な香りと非常に柔らかく, 落ち着いた味わいが特徴の大吟醸酒」という紹介をよくされているようですが、まさしくその通りとしか言いようのない、素晴らしいお酒でした。

そして翌日、誕生日となる日曜日には、数えの61歳は男性にとっては厄年にあたることから、妻と一緒に自宅近くの神社に出向き、厄払いの祈祷を受けました。ここは800年以上の歴史を有し、日本神社百選にも選ばれた由緒ある(私たちにとっての)氏神神社となります。ふうっ、これで厄払いも終え、とりあえず私の還暦の儀式はおしまいです。

さて、これからどーしましょうか?わたしとしては、なんとも抽象的な物言いになりますが、じっくりと腰を落ち着けて生きていければなー、などと思っています。本を読み、音楽を聴き、美術を鑑賞する。ジャズ・ピアノや自分の楽器「サルタリー」を弾けるように練習する。そして英語の勉強やヨガを続けながら、気晴らしに釣りをしたり、旅行をする。こうして文章を書く。こうした自分にとって大事なことを、いきあたりばったりにやるのではなく、ある程度の緩やかな計画性を持ちながら、バランスを取りつつやっていきたいと思うのです。それが私にとっての「充実した一日」であり、その連続こそが「悔いのない人生」へと繋がるのではないかなどと考えています。

これまで自身を振り返ってみると、やはり20年ごとに大きな節目を迎えているようです。これからの20年が少しでも充実した悔いのないものになるよう、落ち着いて生活していこうと考えています。

ちなみに、還暦を迎えたこともあり、このブログの名称をこれからどうするか(「中年男」から「中高年男」に変更する案など)考えたのですが、厚生労働省が「中年」の範囲を45歳〜64歳と想定していることを知り、それならばと、当分の間はこのままの「焦燥する中年男の日常」で続けることにします。今後とも、何卒宜しくお願いいたします。


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腕時計ケースを購入しました [購入しました]

前の記事で腕時計をオーバーホール(と場合によっては修理)に出したことを書きましたが、こうして持っている機械式の古い腕時計の整理をしているうちに、専用の収納ケースが欲しいと思うようになりました。これまでは普通のプラスチックのケースに一緒くたにして入れていたのですが、これだと時計同士が触れ合って、最悪、風防やケース、ベルトが傷つく可能性もあり、なんだか、ちょっと可哀想です。

そこで安価な腕時計専用ケースがないか、インターネットで探したところ、ニトリが1980円(税込み)で5本用のケースを発売していることが分かりました。私の持っている腕時計は高価なものではありませんし、これで十分です。ちょうど昨日の夕方、外出する用事があったのでニトリに立ち寄って購入しました。

さっそく、持っている機械式の腕時計を付属のクッションに巻き付けて収納してみました。うん、なかなか良いですねー、時計が立派に見えます。ちょうど私は5本、機械式の腕時計を持っていますので、このケース一つでぴったりと収まります。

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こちらが私が購入したニトリの腕時計ケース(5本用)。一つ空いているところには、今、オーバーホールをお願いしているユニバーサル・ジュネーブの手巻きの腕時計が戻り次第、収まる予定です。ちなみにケースの大きさは幅28×奥行10×高さ8.5cmです。

まあ、ただの自己満足と言ってしまえばそれまでですが、それでも時計にとっては傷やホコリなどがつかない状態で保管できますので、腕時計の保管に困っている方には、このニトリの腕時計ケースはおすすめです。なんといっても安価な上、見栄えも良く、機能的にも十分かと思います。


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古い腕時計のオーバーホールをお願いしました [●●を使っている]

今週の火曜日に、自宅から一駅離れたところにある、腕時計のオーバーホール・時計修理と時計販売をおこなうお店「ファイアー・キッズ」を訪れ、私の持っている古い腕時計のオーバーホールをお願いしました。

お願いしたのは、スイスのユニバーサル・ジュネーブ(universal geneve)の手巻きの腕時計です。1970年代のものと思われ、ケースとベルトはステンレス製、ケースの厚みは約6mmと、とても薄型の時計です。

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こちらが、その時計(写真は同型のものでして、私の持っているものではありません)。ホコリが入っていたり、文字盤が汚れていたりと、そのまま私の所持している時計の写真をアップするのは忍びなかったからです。オーバーホールを終えて手元に戻ってきた時点で、私の所持している時計の写真を改めてアップしたいと思います。

私はこの時計を10年ほど前にネットオークションで入手したのですが(たしか8千円程度だったかと思います)、文字盤とガラスの間にホコリが入っていた上、文字盤の隅に水が入ってできたような小さなシミがあったりしたため、使うことなく自宅に置きっぱなしにしていました。最近ふと、思い出し、長い間、タンスの肥やしになってしまっているこの時計、一体どうしたものかと思い、時計修理を専門に行なっているところで一度相談してみようと、このお店を訪れてみたという訳です。

診てもらうと、時計自体はなんとか動くものの、実際に使うとなると一度オーバーホールをして、また(当然のことながら)文字盤に混入したホコリは取ったほうが良く、その場合、トータルで2万5千円〜3万程度の費用がかかるとのこと。「この時計、直すだけの価値はあるのでしょうか?」と尋ねたところ、「それはお客様のお気持ち次第ですが、仮に同型の完働美品を当店が持っていて販売するとなると、売価は9万8千円ほどになると思われます」とのことでした。

私は機械式の腕時計が好きで、亡き父からの形見の金時計を含め、5本ほどもっているのですが、最大の問題はメンテナンスです。費用がそれなりにかかる上、定期的に行う必要があり、維持費は馬鹿になりません。この時計は、1970年代っぽいデザインが好きな上、ケースが薄型で、凝った造りのベルトのせいもあって腕につけた時の装着感は素晴らしいものです。例えば結婚式や披露宴に呼ばれた時などに、白のワイシャツに合わせて着けたりすると良さそうです。

悩んだ末に、結局、オーバーホール(故障箇所が見つかった時は修理も)お願いすることにしました。せっかく縁があって、気に入って入手した腕時計なのですから、やはり一度はキチンと整備して使ってみたいと思ったのです。そうしないと、この時計に失礼のような気がしたというのが正直なところです。

このお店は、現在修理待ちの時計が大量にあるそうで3ヶ月程度かかるとのことでしたが、特に急ぐものでもないので、そのままお願いしました。出来上がるのは5月の連休明けくらいでしょうか。とても楽しみです。

実はもう一本、30年ほど前に結納返しとして義父母から頂いた、ロレックスの自動巻きの腕時計(デイトジャスト、色はシルバー)が故障したままとなっています。この時計、還暦間近の私には少し派手な気がして、そのままにしているのですが、これもキチンと直して整備してあげなくては可哀想ですよね。今の時計の修理が終わったら、こちらもお願いしてみようかなどと考えているところです。

ちなみに、これまで私が機械式の腕時計について書いた記事は以下のものがあります。もし興味がおありでしたら読んでみてください。
「普段、セイコーのロードマーベル36000/SSという手巻きの腕時計をしています
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2010-05-26
「怪しげな腕時計を使っています(苦笑)」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2013-08-23
「今日は、セイコーの古い腕時計をつけて出社しました」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2014-04-17
「修理に出していた腕時計が戻ってきました」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2014-05-12

(2022年4月20日追記)
昨日、ショップの方から連絡があり、オーバーホールの完了が遅れるとのこと。6月初旬には出来上がるだろうとの事でした。特に急いでいる訳でもありませんので「宜しくお願いします」と、引き続きお願いした次第です。

(2022年6月3日追記)
1日にショップからオーバーホールが完了したとの連絡があり、昨日引き取りに伺いました。特に修理箇所や交換部品等はなかったとのことで料金は23,000円でした。さっそく腕ににつけてみたのですが、装着感は素晴らしい上、時計のデザインも良く、やっぱりオーバーホールをお願いしてよかったと思った次第です。あわせて、本文でも書いた、義父母から頂いたロレックスの自動巻きの腕時計(デイトジャスト、色はシルバー)も修理とオーバーホールをお願いしました。

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こちらがオーバーホールを終えて、手元に戻ってきた私のユニバーサル・ジュネーブの腕時計。文字盤には汚れが残っていますが、それもアンティークならでは味ということで満足しています。これから機会あるごとにどんどん使ってみようと思っています。

(2022年7月25日追記)
先週の金曜日にショップから、義父母から頂いたロレックスの自動巻きの腕時計(デイトジャスト、色はシルバー)の修理とオーバーホールが終了したとの連絡を受け、翌日、23日の土曜日に引き取りに伺いました。もう、10年近く壊れたままになっていた腕時計が動いているだけでとても嬉しくなってしまいました。ゼンマイとパッキンの交換含め料金は40,000円、う〜ん、やはりロレックスとなるとオーバーホールの価格も高いです(涙)。これで私の持っている機械式の腕時計はすべて可動となりました。一旦はこれでしばらく様子を見ることになりそうです。

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こちらがオーバーホールを終えて、手元に戻ってきた私のロレックスの腕時計。ケースに細かいキズがあったりと、それなりの使用感はありますが、それら全て含めて気に入っています。やはり、こうしてみると良い時計ですね。

(2022年12月13日追記)
たしか、9月か10月に修理をお願いしていた妻のロレックス(デイトジャスト、コンビ)もオーバーホールが終わったとの連絡があり、12月10日の夜に妻と一緒に取りにショップに伺いました。傷取り研磨仕上げもお願いしていたので、その代金15,000円含め、トータルで53,000円かかりましたが、まるで新品のような輝きを取り戻したロレックスに、妻はとても喜んでいました。併せて妻のシャネルの古いクォーツ時計の電池交換もお願いしました。こちらは代金は2,000円とのこと。今後、義母から譲ってもらった長女の同型のシャネルの時計も、電池交換をお願いする予定です。ふうっ、今年は時計の修理に明け暮れた一年となりました。


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