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桃の節句に妻と次女の三人でささやかなお祝いをしました [お酒を飲んでいる]

少し前の話になりますが、先週の木曜日の桃の節句に妻はちらし寿司を作り、先日、妻と次女が鬼怒川温泉に旅行に行ったときに(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2022-01-17、お土産で買ってきてくれた宇都宮酒造の「四季桜 純米吟醸」をお気に入りの江戸切子の盃で飲みながら、妻、次女の三人で自宅でささやかなお祝いをしました。

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こちらが、その日頂いた、妻特製のちらし寿司。お寿司を入れている木桶は、私たちが結婚した時にさる方に作ってもらった、(私たちにとっては)特別なものです。

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こちらはその日、頂いた日本酒「四季桜 純米吟醸」。四季桜は私の好きなお酒なのですが、今回、本当に久しぶり(10年ぶり以上かも)に飲みました。宇都宮酒造のお酒では「四季桜 純米大吟醸 花宝」が有名ですね、いつか飲んでみたいものです。

この日のちらし寿司は、家にしては珍しく魚介類が散りばめられたもので、ちょっと豪華版です。自家製ならではの、その優しい味を楽しみながら日本酒を頂きます。リビングルームの壁掛けテレビの下の台に(私が)飾った長女と次女、それぞれのひな人形も静かに私たちを見守ってくれているようです。

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こちらは長女のお雛様

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そして、こちらが次女の雛飾り。いつも、どう並べたら良いか迷ってしまいます。多分、これで合っているかと思うのですが、自信はありません(汗)。

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長女も次女も、こうして昔、義父母から贈られた自分のお雛様が大好きなようです。ちなみに家では雛人形を飾ったり、片付けるのは、何故か男の私の仕事になっています(トホホ…)。

私の家族は私以外、全て女性ということもあり、毎年、桃の節句にはお雛様を飾り、こうしてちらし寿司を食べます。こうした催しもいつまで続けられるか分かりませんが、変わることなく続いて欲しいものです。今回は長女は来れませんでしたが、次回は家族全員、水入らずで集まれたら良いなあなどと、ぼんやりと思いました。


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イタリアの女性ピアニスト、マリア・ティーポが弾くベートーヴェンのピアノ協奏曲の演奏を聴きました [私の好きなピアニスト]

今週の水曜日に会社に出社すると、週末にネットオークションで落札した中古CDが届いていました。

今回、私が入手したのは、ハンス・グラーフ指揮ロンドン交響楽団の下、イタリアのナポリ出身の女性ピアニスト、マリア・ティーポ(Maria Tipo 1931年~)が弾く、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第一番、第四番が収められたCDです。まずは第四番の方から聴き始めたのですが、その見事な演奏に、私はすっかり魅了されました。

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ハンス・グラーフ指揮ロンドン交響楽団、マリア・ティーポ(p)「ベートーヴェンのピアノ協奏曲第一番、第四番」(CD、EMI)

これまで何度も記事にしていますが、マリア・ティーポは私の大好きなピアニストです。その演奏はイタリア人らしい明るく骨太かつ豊かな音楽性に溢れたもので、飽きることがありません。今回入手した演奏は(前に記事にしたモーツァルトピアノ協奏曲集のCDと同様)彼女が60歳位のころのものとなるのですが円熟したもので、「中庸」という言葉がぴったりの素晴らしいものとなっています。

彼女のピアノの「音」はしっかりとした芯がありながらも、丸みを帯びた、美しくそして豊かなものです。そして彼女の演奏を聴いていて常に感じるのは、見事にコントロールされた豊かで情感溢れる「歌心」です。これは彼女のバッハやモーツァルト、クレメンティやショパンの演奏にも共通するのですが、とても何のけれんみもなく、とても自然で、心の奥底から発されているように感じられるところが彼女の最高の魅力かと思います。

残念なことに、現在、彼女の演奏が入手困難となっており、このCDについても、当初は5百円で出品されていたのですが、結局5千円近くまで競り合って何とか落札することができました。もっと、気軽に入手することができるようになることを祈るばかりです。インターネット音楽配信サービス「Spotify」でも、彼女の、バッハ、モーツァルト、クレメンティの演奏は聴くことができるものの、このベートーヴェンや、彼女の一番素晴らしいところが堪能できると信じて疑わないシューマンの演奏は聴くことができません。ただYotutubeでは彼女の多くの演奏がアップされており、楽しむことができます。

こうして私は久しぶりにベートーヴェンピアノ協奏曲を聴きました。第一番こそ、以前テレビで聴いた「NHK クラシック音楽館 ベートーベン250 名手たちの饗宴」で放送されたマルタ・アルゲリッチの演奏に比べてしまうと物足りないと感じるところもありますが(この演奏を聴いた時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2021-01-26、第四番についてはこれまで聴いたピアノの中でも一二を争うものかと思います。是非、機会があれば聴いてみて下さい。後悔しないことをお約束します。


こちらはYoutubeにアップされている「Maria Tipo plays Beethoven Piano Concerto n.4 op.58 (Mov I Part 1)」。この1992年のミラノにおけるライブ映像は他に第一楽章(Part 2)と第二楽章、第三楽章の全ての演奏がアップされています。また本文で紹介したCDの演奏もYoutubeには第一番、第四番共にアップされていますので、是非、検索して(「maria tipo beethoven」で検索すると見つけられます)聴いてみて下さい。

また、私がこれまでマリア・ティーポのことを書いた記事はこちらです、もし良かったら読んでみて下さい。
「今頃になって、マリア・ティーポというイタリアの女性ピアニストを知りました(1)」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-06-29
「今頃になって、マリア・ティーポというイタリアの女性ピアニストを知りました(2)」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2020-08-04
「横浜の中古レコードショップでとても珍しいレコードを手に入れました」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2021-05-04
「ネットオークションでイタリア人ピアニスト、マリア・ティーポのCDを運良く安価で入手しました」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2021-05-17
「またまた、イタリア人ピアニスト、マリア・ティーポのCDを入手しました」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2021-05-28
「マリア・ティーポが弾くクレメンティのソナタ集のレコードを入手しました」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2021-06-09
「マリア・ティーポの弾くモーツァルトピアノ協奏曲集のCDを入手しました」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2021-09-16
「マリア・ティーポが弾くシューマンの作品集のCDを入手しました」
 →https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2022-01-27


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急遽、ディーラーに車の修理をお願いしました [車に乗っている]

昨日、自宅でテレワークしていると、お昼の12時近くに妻から電話で、家の自家用車(BMW 320i)を傷つけてしまったとの連絡を受けました(この車を購入した時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2019-07-05。妻は普段から車を運転していることもあって、私なんかより遥かに車の運転が上手なのですが、最近、近くに住む義父母(妻の実父母)の介護などで忙しく、昨日は、この週末に転んで手を骨折した義母を病院に送り迎えをしていて、義母を乗せて車を駐車場から車を出そうとした時に、駐車スペース脇のポールに接触してしまったそうです。

知らせを受けた私は、軽い傷なら近くの板金屋で直して貰えるかなあ、などと思っていたのですが、帰ってきた車の状態を見たとたん、これは大掛かりな修理が必要になると覚悟を決めました。

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ドア部分が大きく凹んでしまった私の車

すぐに会社に午後から私用で会社を休むことを伝え、妻と一緒に、車を購入したディーラーに車を持っていきました。メカニックの方に状態を確認してもらったところ、修理には最低でも60万円はかかるとのことで、加入していた車両保険で対応することにしました。免責額は5万円でしたので、とりあえずの負担はそれだけで済みますが、来年から車両保険の大幅アップは避けられないかと思います(トホホ…)。

その後、保険会社に詳しく状況を説明し、その日の夕方には代車(トヨタのプリウス)が到着(こちらも保険でカバー)、これでなんとか修理が終わるまで車を確保することができました。また、ディーラーによると、凹んだ部分を直すことはせず、助手席と後部座席のドアと下のレール部分含め、全て新品に交換することになるようです。

私の車は、前と後ろにセンサーがついていて、障害物が近くにくると自動的に停車する仕組みになっているのですが、真横のドア部分ということもあって、ちょうど死角になっていたようです。まあ、車に乗っていると、こういうことってありますよね。事故自体は残念ですが、誰かを傷つけたり、妻や義母が怪我をするようなことがなかったのは不幸中の幸いだったと、自らを慰めています。

(2022年4月19日追記)
修理の部品がドイツからなかなか届かなかったこと等もあって、3月末になんとか修理は終わりました。ディーラーからの納品請求書や保険会社からの支払い明細書を見てびっくりしたのですが、なんと修理代は1,122,748円、代車費用は175,000円となっていました。合計で130万円ほどとなりますが、そのうち私が支払う額は5万円、それ以外はすべて保険会社が負担してくれたこととなります。いやあ、きちんとした車両保険に入っていて良かったと妻とともに胸をなでおろしたところです。


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