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一泊二日で福岡に出張しました [旅をしている]

先週の水曜日から木曜日にかけて(1月24~25日)、福岡に出張しました。福岡は一年八ヶ月ぶりとなります(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2022-05-13。現在の役職についてからというもの、国内出張の殆どは一泊二日でして、前回同様、出張先でのんびりする時間は殆ど無かったのですが、それでも出張一日目の昼食では鯛茶漬け、夕食では烏賊の活き造り、そして夜食にごぼう天蕎麦といった料理を楽しみ、二日目は、午後の帰りの飛行機までの間、何軒かの中古レコード店を巡った後、空港内のお店で豚骨ラーメンを頂きました。

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昼食に「割烹 よし田」で頂いた「鯛茶天ぷらハーフセット」

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こちらはその日の夜に訪問先と一緒に伺った「居酒屋 まる家」と名物の呼子直送のイカの姿造り

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そして、こちらが二日目のお昼に福岡空港の「幸ちゃんラーメン」で食べたラーメン

以前にも書きましたが、幼稚園から小学2年まで福岡市に住んでいたこともあって、福岡市は私にとって特別な場所です。二日目に一人で街を散策しながら、一人感傷的な気分になりました。当時、私は幼かったのですが、両親も健在で、今、思い返しても、私のこれまでの人生で一番、幸せだった日々のような気がしてならないのです。「いつか、この街にもう一度住めたら、そして、できればあの時に戻れれば良いのに」などと、独り言ちながら、自身の「老い」を苦い思いで噛みしめることとなりました。

四年程前の出張時にも中古レコード店巡りをしたのですが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2019-04-25、今回はお昼だったこともあって、何軒かはまだオープンしておらず、訪れることができなかったのは残念でした。それでも「GROOVIN’」「BORDER LINE RECORDS」「TICRO MARKET」の、三軒の中古レコード・CDショップを巡り、「GROOVIN’」ではフィルウッズの(Phil Woods 1931~2015年)のリーダーアルバム、、そして「BORDER LINE RECORDS」ではサリナ・ジョーンズ(Salena Jones 1944年~)の日本企画盤といった具合に、中古のジャズのレコードを購入しました。出張から帰って自室で聴いてみたのですが、どちらも盤質も良く(演奏は中庸といった感じ)満足した次第です。

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中古レコードショップ「GROOVIN’」の看板。私的にはこのお店が一番、しっくりきます。中古のアナログレコードも大量にあります。

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こちらは「BORDER LINE RECORDS」の入り口、店内はとても広く、すっきりしていて、気楽にレコード探しができます。

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こちらが福岡出張時に購入した二枚の中古レコード

こうして、短い時間ながらも私は福岡出張を楽しみました。今度は独りでゆっくり、プライベートで訪れてみたいものです。


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8年ぶりに、カレーハウス「CoCo壱番屋」のオリジナルスプーンをゲットしました [食事をしている]

今日のお昼、会社近くのカレーハウス「CoCo壱番屋」で、3年ぶりの復活となった期間限定メニュー「グランド・マザー・カレー(2辛)」を注文し、店員に勧められるまま、くじ引きをしたところ、ココイチオリジナルスプーンが当たりました。実は8年前にもオリジナルスプーンを抽選で当てていまして(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2016-02-12、オリジナルスプーンをゲットするのは二回目になります。

今回、私が手に入れたのは「Made in TSUBAME」の「マット仕上げ」のスプーンでした。そういえば前回当てたスプーンはどこにあるのかしら?多分、自宅の台所のどこかにはあるかとは思うのですが、今度探してみて。並べてみようなどと思った次第です。

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こちらが、今回、私が当てたココイチオリジナルスプーン(マット仕上げ)


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日帰りで静岡出張した時に見たもの [旅をしている]

先週の金曜日(1月19日)に静岡まで日帰り出張をしたのですが、行きのお昼過ぎの新横浜駅の新幹線ホームに幸せの黄色い新幹線「ドクターイエロー」が停車していました。ご存じの方も多いかと思いますが「ドクターイエロー」は正式には「新幹線電気軌道総合試験車」と呼ばれる車両で、軌道や架線の状態が正常であるかどうかを走行しながら点検する車両です。写真を撮っていると、すぐに発車してしまったのですが、出会うと幸せになれるとのことで、私も少しほっこりとした気持ちになれました。

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この日、新横浜駅のホームに停車していた「ドクターイエロー」

そして「ドクターイエロー」に出会ったからかもしれませんが、静岡に向かう新幹線「ひかり」の車内で崎陽軒のシュウマイ弁当を食べながら、綺麗な富士山を眺めることができました。冬ならでは澄んだ大気の中にそびえ立つ富士山の雄姿は、観る人に何とも言えない勇気のようなものを与えてくれます。思わず能登地震の被災者の方々の事を想い、「頑張ってください。そして早く復興できますように」と祈った次第です。

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乗っていた新幹線の車内から撮った富士山の雄姿

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そして、静岡に向かう新幹線の中で頂いた崎陽軒の「シュウマイ弁当」。如何にも「駅弁」といった佇まいが見事です。


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職場では普段、スマートフォンにアクティブスピーカーを繋げて音楽などを流しています [●●を使っている]

以前、一度、職場のオーディオ環境を紹介しましたが(その時の記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2022-02-25、今回は私が普段、「ながら」で音楽などを流している机上の再生環境についてご紹介したいと思います。

実はこれまで、執務室の机上にはBluetooth対応CDラジオ(SONY ZS-RS80BT)を置き、スマートフォンと接続したりしながら、気軽に音楽やラジオなどを楽しんでいたのですが、どうしても、出てくる「音」が馴染めずにいました。そこで今はスマートフォンに小型のUSB DACを接続し(このUSB DACについての記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2023-04-19、アメリカのオーディオメーカーTivoli Audio(チボリオーディオ)の「CUBE」というアクティブスピーカーとライン接続して音楽などを流しています。

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この「CUBE」もBluetooth接続に対応してはいるのですが、USB DAC経由でライン接続した方が、「音」が良いように思われることから、このような接続方法にしています。と言っても「CUBE」から出る「音」はオーディオ的には決して性能の良い音とは言えないと思います。しかしながら、その「音」には、まるで昔のラジオを聴いているような気分にさせる、何とも言えない不思議な魅力があるのです。一言でいえば、それは「気にならない音」でして、「ながら聴き」に特に向いた「音」です。

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Tivoli Audio(チボリオーディオ)の設立者の一人、オーディオエンジニアのヘンリー・クロス(Henry Kloss 1929~2002年)はAcoustic ResearchやKLHのスピーカー設計者として有名ですが、この「CUBE」にも、彼の遺志のようなものが感じられます。それは一言でいえば「聴きやすさ」です。

なんともシンプルな私のデスクトップ・オーディオ環境なのですが、私は満足しています。隠れた自慢の一品です。

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単語帳アプリ「WordHolic」は私の英語学習にとって最強の神アプリです [勉強している]

今年になってスマートフォンにインストールしてから、私の英語学習の効率を劇的に高めた神アプリが「WordHolic」(広告表示があるものの無料かつ全ての機能を利用可能)です。

私事で恐縮ですが、もう何十年も英語をものにしようと試行錯誤を続けてきたのですが、正直言って、これまで大した成果を上げられませんでした。私の英語力は、所謂、昔ながらの受験英語の知識・理解の域を超えておらず、その結果、文法はそれなりに理解しているものの、語彙力(特に日常生活で用いる基本的で重要な単語やフレーズ)の圧倒的な不足と口語表現における無知に悩まされ続けていました。

語彙力については、これまで市販の本やソフトで鍛えようとしたことはあったのですが、単語帳を作って反復学習するといった努力をしなかったこともあって、悉く途中で挫折していたのが実態です。

「WordHolic」は、自分なりの単語帳を、フリック入力や予測変換を利用することで(文章や画像コピーして貼り付けることや、別途、コメントを入力することもできます)、実際の紙の単語帳を作るより遥かに容易に作成できる上、ブックマークや暗記済のマークをつけてそれだけ表示させたり、シャッフル機能を使って、順番をアトランダムに変更することにより、効率的に学ぶことができるアプリです。また、英単語、英熟語、会話表現といった具合に、複数の単語帳を一つのアプリの中でフォルダーを分けて管理することも出来ます。

そして、何といっても最大の利点は29言語に対応しており、それぞれの言語に応じた読み上げ機能があることで(スピード調整が可能な自動読み上げ機能もついてます)、実際の発音を耳で簡単に確認できることです。これは紙の単語帳では出来ない機能でして、これによって、相手に通じる英語をはじめとする諸外国の単語を音声と共に習得することができます。

私が、まず最初にやったことはYoutubeにアップされていた「英会話のための英単語72分〜厳選の1100単語」(このサイトはこちら→https://www.youtube.com/watch?v=Kwf4bmGr9IU&list=FLKvt_DAWCLxOqNkODgvR5RQ&index=1を視聴しながら、覚える英単語を、このアプリにかたっぱしに入力して暗記するよう使い始めました。そして、その後も手持ちの英単語の市販本「でる順パス単英検準一級」(旺文社)や「これを英語で言えるかな? こあら式 意外と知らない英単語図鑑」(マガジンハウス)の中で、覚える英単語やフレーズを入れたりしながら、主に通勤電車の中で繰り返し勉強しています。

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こちらが「これを英語で言えるかな? こあら式 意外と知らない英単語図鑑」(マガジンハウス)。現在、Amazonで、カテゴリ「その他の英語辞典」においてベストセラー1位となっています。とても面白く、そして実用的な英単語学習本です。

今年一年はこのアプリを使って、ひたすら語彙力を高める勉強を行いつつ、そのうち、NETFLIXなどで英米の映画やドラマを英語字幕を表示しながら視聴し、ヒアリング力を鍛えていこうなどと考えています。中学から英語を習い始めてから苦節50年、やっと英語勉強の自分なりのやり方、ノウハウを見つけられたような気がします(苦笑)。今は「WordHolic」を使った英単語学習が楽しくてたまりません。

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このアプリの特徴や使うメリットについては、以下の東日印刷株式会社HPのサイトがとても参考になりました。興味のある方は一度、見てみて下さい。
https://tonichi-printing.co.jp/tonichi-ch/technology/wordholic.html


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長財布を新しいものに替えました [●●を使っている]

2016年に購入し、7年半近く使っていたコーチ(COACH)の長財布ですが(この長財布を購入したときの記事はこちら→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2016-06-06、かなり草臥れてしまいました。そこで新しい長財布をと、私が手に入れて、現在使っているのがナノ・ユニバースの「じゃばらL字ジップ長財布」です。

実はこの財布、雑誌「MonoMax」2024年2月号の付録でして(この付録のついた雑誌の価格は1,250円)、私はネットでこの付録の長財布の紹介記事を読み(その記事はこちら→https://youpouch.com/2024/01/08/1134953/、付録目当てで購入しました。

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こちらが「MonoMax」2024年2月号

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ちらが、付録のナノ・ユニバース「じゃばらL字ジップ長財布」。収納力はかなりのものです。

見ての通り、高級感はありませんが、収納力がある割には、とても薄くて軽量で使いやすく、気に入っています。

最近は「PayPay」をはじめとするスマートフォンによるQRコード決済サービスや、「PASMO」といったICカード決済(私はPASMOのカードをスマートフォンの裏側に貼りつけています)を使うことが多くなり、財布の出番は以前より少なくなってはきているものの、未だにクレジットカードや現金で支払うこともあり、長財布は手放せません。安価で手に入れた長財布ですが、これから永く使っていきたいと思っています。


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自宅から徒歩圏内のラーメン屋さんで、ちょっと変わったラーメンを頂きました [食事をしている]

私は世の多くの中高年男と同様、カレーとラーメンは大好物なのですが、これまでカレー屋さんのことは度々、記事にしましたが、ラーメン屋さんについてはあまり書いていないような気がします。別に深い理由があった訳ではありません。実際、カレーより遥かに多い頻度でラーメンを食べてはいるのですが、(あまりにも日常的すぎて)記事にするほどの気持ちにならなかったというところなのでしょう。

横浜でも、白楽や反町辺りには多くの有名ラーメン店(「らーめん中々」「Shin」「ラーメン星印」「末廣家」等々、枚挙にいとまがないほどです)があり、私もよく通っているのですが、行くとなると車を使わざるを得ないところがネックでして、自宅から歩いて行ける範囲となると、ラーメン専門店は5~6店舗ほどあるものの、還暦を過ぎた私にはこってりし過ぎてたりと、なかなか自分の舌に合うお店が無くて、困っていました。

そんな折、なんとか自宅から徒歩で行けるところで、私がまだ訪れたことがない、昨年出来たラーメン屋「クラチキ(CLAM & CHICKEN)」があることを知り、試しに行ってみることにしました。食べログの評点は現時点で3.48と、それなりの点数です(食べログのサイトはこちら→https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140205/14089865/。さっそくお店に入ると、その日は女性一人のワンオペでしたが店内は清潔感に溢れていて、雰囲気があります。注文したのは「ボンゴレロッソ」という、ちょっと変わり種のラーメンです。

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この日頂いた「クラチキ(CLAM & CHICKEN)」の「ボンゴレロッソ」ラーメン

ご覧のように、赤黄色の、トマトをベースにクリームが混ざった、まろやかなスープに、ストレートの細麺のラーメンでして、食べてみると、なかなか美味しかったです。私は普段、こういう変わり種のラーメンは食べないのですが、これはこれでアリだなと感心した次第です。こうなると次回は普通のラーメンも試してみたくなります。自宅から徒歩圏内で、やっと、また行きたいと思うラーメン屋さんが見つかりました。

あとは、どれだけ地元に定着して続くかですね。ラーメン屋さんは星の数ほどあるためか、美味しいと思ったお店でもいつの間にか閉店していることが良くあります、続けていくのは、本当に大変なようです。近くに、もっと多くの色々な美味しいラーメン屋さんが出来て欲しいと願う毎日です。

(2024年1月30日追記)
こうして紹介した「クラチキ(CLAM & CHICKEN)」ですが、なんとこの記事を書いた6日後、1月21日に閉店してしまいました(涙)。どうも一年契約で借りていた店舗とのことで、今は新丸子(武蔵小杉)に「クラチキ(ヌードルドキッチンガナーズ)」として移転、再オープンしたとのこと。という訳で、私の、自宅から徒歩圏内で行きたいと思うラーメン屋さんを探す旅はまだまだ続くことになってしまいました(トホホ…)。


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シュナイダー「406」は普段使いにぴったりのドイツ製の万年筆です [●●を使っている]

以前にも書きましたが、私は小さなメモ帳と筆記用具を常に持参していて、何かあったときにはすぐにメモを取るようにしています。筆記用具についてはこれまで、小ぶりのボールペンや万年筆などを使っていたのですが、私は万年筆の書き味が好きで、なるべく万年筆を持ち歩くようにしていました。

お気に入りの万年筆はモンブランの「ボエム(マロン)」、ペン先はF(細字)なのですが、この万年筆は私にとっては高価なもので、(シャツの胸ポケットに挿していても)その扱いに常に気を遣わざる得ないこともあって、もっと気楽に普段使いができる万年筆を探していました(以前、この万年筆について書いた記事はこちらとなります→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2012-11-29

そんな中、最近見つけて、すっかり気に入って、いつも持ち歩いている万年筆がドイツの筆記具メーカー、シュナイダー(Schneider)の「406」です。シュナイダーは1938年に創業したドイツの老舗でして、パーツその他すべてドイツ製という、品質にこだわった筆記具を作り続けています。特筆すべきは、低価格なことでして、それでありながら年齢、性別を問わないシンプルかつ実用的で優れたデザインは、いかにもドイツらしさを感じさせます。

私が使っているのは「406 AQUS(アクアマリン)」という細身かつ軽量のプラスチック軸の万年筆です。ペン先はイリジウム、錆びにくい上、摩耗につよいので日常的に使用することができます。また、グリップ部にはなだらかな三角のくぼみと滑り止めで親指・人差指・中指が安定する設計となっています。ペン先の太さはEF(極細字)、小さなメモ帳で使うにはちょうど良い細さの字を書くことができます。購入価格は2,200円程と、万年筆としては非常に安価なものながら、本格的な万年筆と同様のなめらかな書き心地を楽しむことができます。購入時についていたカートリッジの色は黒、かすれることもなくインクフローは一定しており、万年筆特有のインクの濃淡といった微妙な表現はできませんが、極細字ということを考えれば実用的です。

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こちらが私が使っているシュナイダー「406AQUS(アクアマリン)」

また、キャップがよくできていて、キャップをするとインナーキャップがペン先にしっかりハマって閉まり、ペン先が乾くことがありません。これはとても使いやすくて安心感があります。また、とても軽量(わずか11g)で、さっと取り出して書くのにストレスを感じないところも、わたし的には気に入っているところです。

文字を書くという行為は、人間だけが行う特別なものです。そして万年筆を使えば、文字を書く毎に、ささやかな満足感と喜びを味わうことができます。これって、けっこう大切なことではないでしょうか?ぜひ、文房具店などで、この万年筆を見つけたら手にとって試し書きしてみてください。きっと、あなたも、その喜びがどういうものか、知ることができすよ。

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「406」には色々なカラーバリエーションが用意されていて、好みに合わせて選ぶことができます

(2023年2月14日追記)
買った当初についていたインクカートリッジは使い切ってしまい、慌ててインクカートリッジを入手(6個で500円弱)しました。カートリッジを差し込むときに気付いたのですが、本体の胴部分に予備のカートリッジ一本を収納することが出来るので、インク切れの時に困ることがありません。これは本当に便利です。



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中古のクラシック音楽のレコード(二枚)を入手しました(2) [音楽を聴いている]

(この記事は前の記事からの続きとなります。興味のある方は「中古のクラシック音楽のレコード(二枚)を入手しました(1)」→https://syoso-chunen.blog.ss-blog.jp/2024-01-11からご覧ください)

そして、もう一枚の中古レコードは、フランス人ピアニスト、ミシェル・ベロフ(Michel Béroff 1950年~)が20代、1976年に録音した「バルトーク作品集」です。このLPは私が高校時代、クラシック音楽に夢中になっていた時に、レコード購入にあたって参考にしていた諸井誠著「ピアノ名曲名盤100」(音楽之友社)で紹介されていて、当時、入手したいと思っていたレコードでした。今回、店頭で見つけたときには、何とも懐かしくて、思わず購入してしまったという訳です。

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こちらが私が入手した中古レコード(国内盤)。リヒテル同様、価格は500円(税抜き)でした。

このレコードには「ピアノソナタ」「戸外にて」「6つのルーマニア民族舞曲」「15のハンガリー農民歌」「6つのブルガリア舞曲」が収められているのですが、何といっても聴きどころは1926年に作曲された「ピアノソナタ」「戸外にて」です。バルトーク(Bartók Béla 1881~1945年)の作曲時から50年後に、若きベロフがこれらを「古典」として捉え、知的なアプローチを試みた、ある意味、エポックメーキングなレコードと言えると思います。

こうして、このレコードが出てから50年近く経った今になって聴いた訳ですが、聴いてみて、演奏が全く古臭く感じられず、その輝きが失われていないことに驚かされました。そして、これまで私はバルトークの熱心な聴き手ではなかったのですが、改めて、その音楽の魅力に気づく結果となりました。

こうして、安価で入手した中古のクラシック音楽のレコードですが、私にとっては大切な宝物となりました。また、機会を見つけて中古レコードを探しに行こうなどと思った次第です。


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中古のクラシック音楽のレコード(二枚)を入手しました(1) [音楽を聴いている]

昨日の午後は時間があったので、自宅から車で10分くらいのところにある「BOOKOFF SUPER BAZAAR 綱島樽町店」に久しぶりに一人で行ってみることにしました。ここは大型店でして、本以外にもスポーツ用品や楽器、オーディオ、電化製品、衣類などの中古品が大量に売られています。私は小一時間ほど店内を物色し(特にオーディオ、釣具、CD・レコードコーナーが楽しかったです)、私はクラシック音楽の中古レコードを二枚、入手しました。今回はそれらのレコードを紹介したいと思います。

最初に紹介するのは、20世紀を代表する名ピアニストであるスヴャトスラフ・リヒテル(Sviatoslav Richter 1915〜1997年)が、同じく20世紀有数の指揮者エフゲニー・ムラヴィンスキー(Evgeny Aleksandrovich Mravinsky 1903~1988年)、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団と共演したチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第一番」です。1958年のモノラル録音でして、当時、リヒテルが40代前半、ムラヴィンスキーが50代半ばという、共に脂の乗り切った時期の演奏となります。

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こちらが私が入手した中古レコード(国内盤)。価格は500円(税抜き)でした。

レコード盤の洗浄もせず、買ってきたまま自室のステレオ再生装置で聴いたので、チリ、ホコリによるノイズが酷くて閉口したのですが、それでもこの演奏に素晴らしさには驚かされました。チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第一番」というと、ウラディミール・ホロヴィッツ(Vladimir Horowitz 1903〜1989年)がアルトゥーロ・トスカニーニ(Arturo Toscanini,1867~1957年1月16日)指揮NBC交響楽団やブルーノ・ワルター(Bruno Walter,1876年~1962年)ニューヨークフィルハーモニー管弦楽団と1940年代に遺した圧倒的なスタジオ録音やライブ録音以外、実はわたし的には、あまり感心した録音はこれまでありませんでした。

ホロヴィッツの演奏はともかく、リヒテル・ムラヴィンスキー盤は、私が聴いた現代的な演奏の中では一番ではないでしょうか?何と言ってもムラヴィンスキーの指揮するオケが他の演奏とは別格と言ってもよい、精神性の高い演奏で、私のこれまでの、この有名曲に対する印象を一新するものでした。そしてこのオケに真っ向から挑む、リヒテルの演奏も見事なテクニックと音楽性に溢れた素晴らしいものです。私が、この曲の演奏をきちんと聴いたのは、それこそ何十年ぶりだったかもしれませんが(汗)、久しぶりに豊かな音楽体験を得ることができました。

Youtubeにも同じ演奏がアップされているのですが、こちらは2017年にリマスタリングされたもので(ステレオ化もされているようです)、更に聴きやすいものとなっています(サイトは→https://www.youtube.com/watch?v=5CXT_hVvz4Y&list=FLKvt_DAWCLxOqNkODgvR5RQ&index=1)。是非、一度聴いてみて下さい。本当に素晴らしい演奏だと思います。

申し訳ありません。もう一枚のレコードの方も紹介しようと思ったのですが、それだと長くなりそうなので、次の記事に書くことにします(続く)。


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